7.その他

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短歌の句読点

 「遠く住む母の様子が写メ-ルで瞬時に見れて一安心す」(つれづれ) 母の元へ行けないときは、弟から(母の)元気な様子が写メ-ルで送られてきます。それを見て安堵する自分がいます。よろしくお願いします。 現代はIT時代で、メ-ルもその一つですね。便利な道具です。お作の中の「見れる」は、いわゆる<ら抜き言葉>ですね。正しくは「見られる」。(最近は、「見れる」など<ら抜き言葉>がひんぱんに使われ […]

一首ごとに、一首全体として判断する

しらかばにはなみずきにたんぽぽは美しく咲く銀行の名前 (随真筆) としらかばにはなみずきまたたんぽぽが美しく咲く銀行の名に(添削歌)ですが 「また」と使用するのは「に」を2回使用してはいけないという意味だと思いますが、「銀行の名前」が「銀行の名に」の解説をお手数ですがおねがい致します。(随真筆) 銀行の名に美しく咲いている、ということです。「名前」で切る(終わる)より余韻もありますね。 有難う御座 […]

疑問形は弱い?

「この海のとほき果てにはヴェネツィアの夕陽かがよふ運河もあるか」(むぎぶどう) 心の中で思ったことを詠んだ、虚構の短歌(うた)です。ただし、 ヴェネツィアには15年以上前に行ったことがあります。1泊しかできませんでしたが、町の美しい風景を覚えています。 私の自宅から車で少し行けば海を見ることができ...

固有名詞は場合(短歌作品)によりけりです

「踏切の一時停止が楽しみに側に群れ咲く花さわやかで」(夏子) 私が時々通る踏切の側に、薄紫の紫花菜が線路に沿い花畑のように咲いています。車が一台やっと通れる道です。いつもはあまり気にもしない所ですが、今は爽やかな花を見るのが楽しみです。宜しくお願い致します。 今は各種の花の盛りどき。わたしもウオーキ...

固有名詞をたくさん入れて、うまく纏められましたね

亀戸天神のすぐ近くにあるというので行ってみました。あやかろうと 墓石の破片を持っていく人がいるとのことで、墓石全面角から欠けています。正岡子規とか斎藤茂吉とかのお墓も(行ったことが無いのでわかりませんが)そうなのだろうかと友人と話したことです。 「普門院の墓地の右奥棕櫚の下伊藤左千夫の墓暗くあり」(...

ごとし と ごとく

「満ち足りて輝きはなつ若き母みどり児抱きて匂うがごとく」(波子) 最後の言葉、ごとしなのか、ごとくなのか活用形がわかりませんが、兎に角書いてみました。昨年夏、初めての子供を出産したお嫁さんと、初孫に会ったときの感想を歌ってみました。赤ん坊を抱いて授乳してるときなど、本当に満ち足りて幸福そうで美しいと感じました。お尋ねしたいことがあります、「吾子」という意味についてなのですが、自分の子、それも幼い子 […]

思い出や、想像の世界は?

「かくれんぼして待つ我をあたふたと探す姿にいとしさ募る」(波子) 思い出や、想像の世界を詠んでもいいのでしょうか? 思い出はよく詠まれますね。想像の世界を詠む詠まないは、ご本人の好みによりましょう。読者が読んで分かるように詠まれることが前提ですが。。。このお作は、タイトルが「追憶」ですから、子供さんが幼かった頃の思い出なのでしょうね?

短歌の句読点

添削: 「突然に逝ってしまって悲しいわ。脳裏に鮮やかモモちゃんという犬」(瑞希) あおぎり先生、こんにちは?!♪あの・・・基本的なことなのですけど、短歌で、「句読点」はありなのでしょうか? (和歌ではなく)現代の短歌には、作歌上の制約は原則としてありません。その歌に効果的と思われるものは使えばいいわけですね。

漢字の使い方

「天城路に木々の芽吹きの音聴こゆ、たゆとう光りに山動き出す」(宋見) 「 光りあふれ木々に芽吹きの音を聴く天城は浅き春にざわめく」(宋見) 2月末、天城峠を越えると伊豆の海からの光りが鮮やかに山を照らし、木々の芽吹きの音が聴こえてくるように感じます。冬の眠りから山が目覚めのときを迎え、風にざわめいています。浅春の天城越えの楽しさです。 天城山と聞けば国定忠治を、また天城越えと聞けば同名の演歌(唄・ […]

吾 と 我

「人知れず谷間に咲きぬ水仙の花楚々として吾らを迎へり」(瑞希) あおぎり先生、こんにちは?!♪いつも、ありがとうございます。先日、お友達と一緒に・・・「淡路島の立川水仙郷」というところに、「水仙(早咲きの日本水仙)」を観に行きました。本当に、「郷」と名がつくほど・・・山奥の谷間に、水仙畑というか・・・。見事な景色が、私達の目を・・・捉えました。画像は、その一部です。今日もよろしくお願い致します。 […]

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