文語短歌・文語旧仮名遣い

基本的には統一を

添削:「虚と実を行き来するやうな日暮らしを如何にとかせん 陽はまた昇る」(すずむし) 添削ありがとうございました。何気なく使っている文字の意味がはっきりしてきて、嬉しくなります。また、口語、文語が入り乱れてしまうのですが、統一した方がいいのでしょうか?口語はともかく、文語は恥ずかしいのですが、正直、いい加減です。不慣れで、耳にうろ覚えの状態で使ってしまうので・・・ 如何にとかせん と直し […]

一部だけが文語?

「会いたくてただ会いたくて切なくて今会いたくて瞼とじらん」(蓮) 会いたくてもなかなか会う事が叶わない人を思い、目を閉じて面影を追うことで切なさを紛らわそうと…、そういう恋心を詠んで見ました。一箇所、意味はおかしくなるとは思いますが、瞼にするか、瞳にするかで悩みました。御指導よろしくお願いいたします...

「せる」

「泥運び軒に燕は新しき家庭つくらむと勤しみ励む」(多朗2004/04/21) 今年は早くから温かいせいか、もう燕が巣作りにやって来ました、私の家の軒にも一生懸命巣作りをやっています。 燕がもう巣づくりしていますか。早いですねぇ。残念ながら、我が家の軒にはトンと巣を作ってくれません。軒がある方角がちょうど交通量の多い国道に面しているからかもしれません。いや、それ以前に燕の姿をトンと見掛けないのです。 […]

文語短歌の課題

短歌を詠もうと文語旧仮名遣いを使ったりするとついつい万葉集や古今集のような古風な歌になってしまうことがありますが・・・。どうすれば現代的なセンスのある歌になるのかしら? 「侘しさや茜の雲の色も失せ人待ち顔の月もかかれる」 (桐子さん2001年8月1日) 最近、「古今集」でも読まれたのかな。ちょっと古風ですね。 添削・改作 「夕茜雲の色さへ薄れきて差す月光も侘びしきは何故(なぜ)」(桐子) (初句か […]

口語短歌と文語短歌

秋色をほのかにふくみやわらかく  老犬の寝息  木犀のかほり(fumikoblueさん2002年11月6日) まず、少なくともここでは、短歌は間を開けずに、ひと息で書くようにして下さい。それは、本来(原則として)短歌はひと息に詠む(かつ読む)ものだからです。ある種の効果を狙って、部分的に間を開けたりすることはありますが。  各句ごとに間を開けたり、3行書きをされるのは、例えばNHK歌壇や歌碑などの […]