固有名詞をたくさん入れて、うまく纏められましたね
- 2007.04.28
- 字余り字足らずについて
亀戸天神のすぐ近くにあるというので行ってみました。あやかろうと 墓石の破片を持っていく人がいるとのことで、墓石全面角から欠けています。正岡子規とか斎藤茂吉とかのお墓も(行ったことが無いのでわかりませんが)そうなのだろうかと友人と話したことです。 「普門院の墓地の右奥棕櫚の下伊藤左千夫の墓暗くあり」(...
梧桐学が短歌添削時に記した中からの抜粋です。
亀戸天神のすぐ近くにあるというので行ってみました。あやかろうと 墓石の破片を持っていく人がいるとのことで、墓石全面角から欠けています。正岡子規とか斎藤茂吉とかのお墓も(行ったことが無いのでわかりませんが)そうなのだろうかと友人と話したことです。 「普門院の墓地の右奥棕櫚の下伊藤左千夫の墓暗くあり」(...
「白妙の木蓮ひとつ春あらし吹くわが内にひそやかにあり」(麻里子) 実家のある横浜では,もう白木蓮がほころびかけているそうです。東京に春一番が吹いた頃,私の心の中にも同じような風が吹き荒れていました。その心の中に密やかに咲いている白木蓮のようなものに気づきました(白木蓮がどのようなものであるかは曰く言い難いのです。わかりにくくて申し訳ありません。心の旅に出ていたときのことです…)。旧仮名短歌の連作に […]
「朝湿りの歩一歩とゆく散歩径 曲がれば垣根に新しき風」(祥子さん2006/06/24) 今朝は近くの山の中腹まで、霧が降りていました。 その中を、ゆっくり散歩をしていましたが、 みかん畑の垣根を曲がると、新しい、 ひんやりとした風が通っていました。 いつも添削をありがとうございます。 <歩一歩とゆく>ですが、この言葉が、ここで適当なのかどうか 分からないままにお伺いするのですが, これは […]
「間一髪雨より先に帰り着き靴脱ぎ散らかし布団取り込む 」(ポエムさん2006/06/22) ちょっとそこまでと出かけたら、あわや雨か?と大急ぎで家に帰り着き、何とか雨が降る前に取り込んで・・・ 破調というのですか、「字余り」「字足らず」はどの程度まで許されるものでしょうか? 「字足らず」はあまりやりませんね。効果的と思って意識的にする場合も皆無とはいえませんが。一方、「字余り」の方は結構します。も […]
「ハナミズキ咲き満つ路をそぞろゆくポトマック河畔のサクラを胸に」(がんてつ) アメリカから贈られたというハナミズキですが、今では並木としてアチコチの路で美しい花を魅せてくれています。一方アメリカへ渡ったサクラも、ポトマック河畔に大きく育って人々を魅了しているそうです。双方が戦争という時代を過ごしましたので、抜かれたり折られたりの妨害にあったようですが、それを乗り越えていまが在る事を後になって知りま […]