2.短歌とは?

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短歌を楽しむ

梧桐学作成の短歌の手引き書です。PDFファイルです。下のリンクをクリックすると別ウィンドウで開きます。 短歌を楽しむ 短歌とは ・音節(シラブル)が(原則として)五・七・五・七・七の五句31音からなる、日本古来の定型短詩。元は長歌に対する反歌(和歌) ・ 千三百ー千五百年の歴史 ・ 知られる最古の和歌は・・・・・ 古事記の中の須佐之男命歌 「八雲立つ出雲八重垣妻籠みに八重垣作るその八重垣を」

散文的ですね

「偉そうに生徒に人生語っては自分の空洞(うろ)の深みにはまる」(そよこ)高校で教員をしています。立場上、生徒に対していろいろな話をすることになるわけですが、“偉そうに話しているけれど、一体自分がどれほどのものか”と感じることが多いです。生徒に語れるほどの、誇れるほどの、何か核になるものを持っていない自分を感じます。「偉そうに」と「生徒に」で「に」が重なるのが気になるような、 […]

語順を変える

「柔らかき若葉のかげり溢れおる上宮に立てば我が身とけゆく」(がんこきよ)数年前に写真を始めたころ、新緑の季節にカメラを持って、近郊の山に登り地元の神社の上宮に着いたとき、余りにも新緑が綺麗でその中に吸われていく様に感じました。添削宜しくお願いします。 これは数年前の、新緑の候の想い出なのですね。お作、語順を変えるとすっきりします。 添削:「上宮に立てば若葉の柔らかきかげり溢れて我が身とけゆく」(が […]

一首ごとに、一首全体として判断する

しらかばにはなみずきにたんぽぽは美しく咲く銀行の名前 (随真筆) としらかばにはなみずきまたたんぽぽが美しく咲く銀行の名に(添削歌)ですが 「また」と使用するのは「に」を2回使用してはいけないという意味だと思いますが、「銀行の名前」が「銀行の名に」の解説をお手数ですがおねがい致します。(随真筆) 銀行の名に美しく咲いている、ということです。「名前」で切る(終わる)より余韻もありますね。 有難う御座 […]

全体としての語の流れや音感も大切

横から入りまして恐れ入ります、なぜ甦りおりは甦りたりがいいのでしょうか?それと赤とんぼの群れは赤とんぼ群れてがいいのでしょうか?よろしくお願いします。(随真筆) ご質問があったようですが、 元歌:「休耕田は甦りおり黄金波(こがねなみ)に赤とんぼの群れダンスを踊る」(りこりこ)添削:「休耕田は甦りたり黄金波(こがねなみ)に赤とんぼ群れてダンスを踊る」(りこりこ) について、添削では「たり」とすること […]

何故歌を詠むか

「エプロンに紙片しのばせメモ書きに歌詠み綴り日々を生なむ」(夏子) 私は毎日エプロンを掛け仕事をしています。ポケットにメモ用紙を入れて仕事中に歌が思い浮かぶと、メモをとりながら日々歌を詠んでいます。日記のような拙い歌ですが、歌を詠むようになり今迄気づかなかった、優しさや喜び小さなことへの思いが深まり...

感動が伝わるように詠む

初めての投稿でしたが、ご添削ありがとうございました。私は、現在、短歌とは何かと非常に迷っている状態です。ご教示いただきたいのですが、感動したことを詠み込まずに、事実や、感情だけを詠んだものは、短歌とは言えないのでしょうか?あおぎり様のもとで、学んでいきたいと思っています。これからも、ご指導よろしくお...

歌の形以前の問題

「世は移り変はるも雨の降るさまに人の心の沈むは同じ」(むぎぶどう) 世の中は移り変わっていくけれども、 雨の降るさまを見て人の心が沈むのは(世の中が移り変わっても)同じことだ。短歌雑誌に投稿して没書になった作品を、 大幅に改作してみました。 むぐぶどうさんも短歌雑誌などに投稿しているのですか。採用さ...

標語は短歌ではない

>「老齢者の介護において不可欠は愛情・親切・優しき言葉」(広) >こう思って毎日母と暮らしております。 これは介護の標語にもなりそうなお作ですね?老齢者だけではなく、介護一般がそうなのでしょうね。ここではお母さんを意識してのお作ですが。ただ、標語は(短歌の定型にはまっていても)短歌にはなりません・・...

散文的?

「昨年の台風による塩害か庭の桜も咲くのは少し」(ゲンさんちの猫) この季節例年ですとたくさんの花が咲き春にはさくらんぼが実る庭の桜の木ですが、昨年の台風による塩害の為か今年はほんの少ししか花が咲いていません。さくらんぼも今年は期待できそうにありません。 前回は、自分の目に見えているものが他人にも見えていると錯覚し独りよがりの歌になったようです。その反省の上で状況が伝わる様に詠ったつもりですがいかが […]

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