心象詠

心象詠と心理詠

確かなる道見あたらず振り仰ぐ裸木透す永久の青空 (かすみさん2003年1月21日) 心象詠と心理詠とは異なるのでしょうか? この歌で「振り仰ぐ裸木透す永久の青空」は実際の光景ではなくてかすみさんの心に浮かんだ裸木であり青空なのでしょう。すくなくとも心深くに投影された景色でしょうね。それを詠まれたこの歌は心象詠と言えます。ただ、前半が心の中の葛藤に似た心理が表白されており、心理詠としての要素もありま […]

心象詠

下記二首、心象詠のつもりで詠みましたが複数の友人に見ていただいたら写実詠として受け取られました。心象詠として通じるようにするには如何したら良いのかご指導くださいませ。   ひと筋の道果てしなし椰子の葉に裏表なく風吹き渡る(かすみさん2002年11月4日)   幾まがり曲がりて港に辿りつく一湾暮れて海の茫々(かすみさん2002年11月4日) いやはや、二首とも素晴らしい歌ですね。  一首目。下二句「 […]