固有名詞は場合(短歌作品)によりけりです


「踏切の一時停止が楽しみに側に群れ咲く花さわやかで」(夏子)

私が時々通る踏切の側に、薄紫の紫花菜が線路に沿い花畑のように咲いています。
車が一台やっと通れる道です。いつもはあまり気にもしない所ですが、今は爽やかな花を見るのが楽しみです。宜しくお願い致します。

今は各種の花の盛りどき。わたしもウオーキングの時にデジカメ携帯でたくさん撮しています。きりがないくらいです・・・。

添削:
踏切での一時停止の楽しみは脇に群れ咲く紫花菜」
(むらさきはなな)」(夏子)

今日も添削して頂き有り難うございました。先生にお尋ね致します。推敲をしながら、
長い名前ですので紫花菜の花の名前を入れた方が良いのか迷いました。初歩的な質問でお恥ずかしいのですが、
花を題材として詠む場合に花の咲いている様子や感じたことだけでなく、花の名前は必ず入れないといけないでしょうか? 

花の名前というのは、つまり固有名詞ですね。
何かにつけその物の名称など固有名詞を入れなければいけないとなると、これは煩わしい限りですね。つまり、場合(短歌作品)
によりけりです。ただ、単に「花」とだけ言うより、固有名詞を入れることで具体性が出て、歌が締まる場合が多いことも事実ですが。
俳句と違って、短歌は一般的制約が少ない、いやほどんどないのが特徴の一つです。要は、一首として読んでみて(鑑賞してみて)
の感じですね。一首ごとで判断すべきことです。今回のお作の場合、「紫花菜(むらさきはなな)」は音感もやわらかくて良く、
上の添削歌は(固有名詞を入れた)成功作と言えましょう。何度も読んで味わってみて下さい。