表記について

短歌の句読点

 「遠く住む母の様子が写メ-ルで瞬時に見れて一安心す」(つれづれ) 母の元へ行けないときは、弟から(母の)元気な様子が写メ-ルで送られてきます。それを見て安堵する自分がいます。よろしくお願いします。 現代はIT時代で、メ-ルもその一つですね。便利な道具です。お作の中の「見れる」は、いわゆる<ら抜き言葉>ですね。正しくは「見られる」。(最近は、「見れる」など<ら抜き言葉>がひんぱんに使われ […]

短歌の句読点

添削: 「突然に逝ってしまって悲しいわ。脳裏に鮮やかモモちゃんという犬」(瑞希) あおぎり先生、こんにちは?!♪あの・・・基本的なことなのですけど、短歌で、「句読点」はありなのでしょうか? (和歌ではなく)現代の短歌には、作歌上の制約は原則としてありません。その歌に効果的と思われるものは使えばいいわけですね。

漢字の使い方

「天城路に木々の芽吹きの音聴こゆ、たゆとう光りに山動き出す」(宋見) 「 光りあふれ木々に芽吹きの音を聴く天城は浅き春にざわめく」(宋見) 2月末、天城峠を越えると伊豆の海からの光りが鮮やかに山を照らし、木々の芽吹きの音が聴こえてくるように感じます。冬の眠りから山が目覚めのときを迎え、風にざわめいています。浅春の天城越えの楽しさです。 天城山と聞けば国定忠治を、また天城越えと聞けば同名の演歌(唄・ […]

吾 と 我

「人知れず谷間に咲きぬ水仙の花楚々として吾らを迎へり」(瑞希) あおぎり先生、こんにちは?!♪いつも、ありがとうございます。先日、お友達と一緒に・・・「淡路島の立川水仙郷」というところに、「水仙(早咲きの日本水仙)」を観に行きました。本当に、「郷」と名がつくほど・・・山奥の谷間に、水仙畑というか・・・。見事な景色が、私達の目を・・・捉えました。画像は、その一部です。今日もよろしくお願い致します。 […]

数字の書き方

「悪夢とも思へるやうな震災の一日を思ふ12年過ぎしも」(瑞希) あおぎり先生、こんばんは?!♪今日、1月17日は・・・日本国民にとって、忘れもしない・・・「阪神淡路大震災」の起こった日ですね。多くは、語りませんが。。。ただただ、この教訓を、今後にどう生かすかが?私達に課せられた課題でもあると思ってます。よろしくお願い致します。 歌で「悪夢」とありますが、瑞希さん(および身近な人たち)も相当な被害を […]

我が と 吾が

「同病の友をいたわる母親のまなざしに我が<むかし>を想う」 (麻里子) 添削: 「まだ癒えない病友いたわる母親のまなざしに吾があの頃想う」(麻里子) どうもありがとうございました。推敲が足りず,意味のわからない歌になっていました。 質問ですが,〈我が〉と〈吾が〉は,何が違うのでしょうか。何となく〈吾が〉が合うような感じはするのですが…。 「我が」は「われが」とも読みそうですね。「わが」か「吾が」が […]