一首一首が独立した短歌

「スティチールの簡易ステップ踏みしめて80m一気に下る」(文)
ダムサイトでの説明の後、見学のためダム底まで下りました。この情景は独立した一首では意味を成しません。連作としてはじめて分かるのですが、連作の場合でも、やはり一首の独立性が必要でしょうか?それにしても、これだけでは、ダム底に下りたことも分かりませんね。

「スティチール」とは?「スティール」(鋼鉄)のミスかな?連作の場合でも一首一首が独立した短歌として鑑賞に耐えることが理想でしょうね。さらに、一連の短歌で全体としてあるテーマを構成するわけですね。
添削:

「ダム底へ鋼製階段踏みしめて80メートル一気に下る」(文)