短歌って何?

「こしひかり あきたこまちに ひとめぼれ それでも満足カリフォルニア米」(あいりさん2002/02/25)
おはずかしいですが、これも短歌になるのでしょうか???初心者の恥じのかきすて。。宜しくお願いします。

というあいりさんの質問にあなたは
面白い歌ですね。まあ、狂歌に近いですが、まじめさは短歌ですね。特に、ご当人がフロリダにご在住であることを念頭に置けば。「それでも満足」は、日本にはいろいろ美味しい米があるけれど、カリフォルニア米だって結構いける、ということでしょうかね。かっての経験から言えば、これにはあおぎりも同感です。
添削:
「こしひかり あきたこまちに ひとめぼれ。ここはフロリダ、カリフォルニア米」  (あいり) (並列に書いたから、同列だととれるでしょう。)
と書かれました。また
質問ですが、、(美雨さん2002/02/27
「落日の薄紅は西を染め東の空に望みをつなぐ」とか
「月は照り星がまたたくミルキーウェイ フォルンとピアノにハーブもくわわり」
こんな短歌もありですか?これは散文ですか? 分からなくなってきました。

という美雨さんの質問に
短歌でしょうよ。ただ、みんなが同感したり感動してくれるには、何をポイントに詠むか、をもう少しはっきり意識して詠むようにすることですね。また、語の斡旋とか選択とか、まあたくさん作るうちに身に付くものもありますが。たしかに、単に言葉を5?7?5?7?7と並べただけでは、形だけ短歌で、その実散文に過ぎないことにもなりますね。要は、定型詩としての言葉の美しさ、リズム感を前提に、人に感動(いろいろな意味での)を与える内容を盛り込む、ということですね。こうした事以外は、短歌には何らの制約もないといって過言ではないでしょう。(非定形口語短歌も一部で行われています。それですと、定形から外れて自由なので易しくなるかと言えば、ますます散文に近くなりますから、かえって難しいと言えます。実際、成功例は多くありません。)とにかく、気長に持続的にやってください。
と答えてらっしゃいます。
短歌って頭で考えるものではなく、きっと心の中から涌き出てくるものなのでしょうね?その涌き出てきたものをどう表現するか・・・・表現の仕方にはやっぱりテクニックが必要かな???あなたがが添削なさると私の短歌もどきが短歌らしくなるのを実感!で、あなたに添削して頂いたことを皆さんに公開したのが短歌教室でした。その後、もしか私達に付き合って下さって、ご自分の短歌もテクニックが加わるとこう変わると言うのを楽しんで下さる方がいらっしゃればと、短歌添削BBSを設置してみました。2000年11月末のことでしたが、おかげで最近は皆さんに、様々な個性ある歌を投稿して頂いていますし、アクセス数も常にトップページを抜いています。(^o^)v
添削例を示して短歌とは何かを知って頂くのは短歌添削添削BBSに任せることにして、この辺りで折に触れてあなたが示される作歌の心得を、時にはあなたに質問しながら、少しずつ纏めていくことで新しい「短歌教室」を作っていけると良いなって思います。