歌の焦点
- 2001.11.01
- 焦点をあてる
「秋の宵 吾子の手を取り道すがら電線をゆく満月を見る」 (里穂さん2001/11/01)
満月は観れば見るほど美しいものです。「電線をゆく満月」というのがユニークですね。歩みとともに、電線に平行に動くということかな。あるいは電線に切られた状態で動いているのかな。
5歳のお子さんですか。(女の子?)
改作は「電線をゆく満月」に焦点を絞ります。その方がすっきりし、この表現や満月の印象も生きるから。
添削・改作:
「吾子の手を取りて歩めばしたがひて秋の満月電線をゆく」 (里穂)
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