添削は絶対こうでなければいけませんと言う種類のものではありません

「大人びて吾(わ)を諭す子にフ、と笑むは「あーちゃん」と纏うを抱きしめた日々」(すずむし)今は二人とも大人びて何かと私を諭す子供たち。「うん、そうだね」「わかった」「ごめん」など あいづちを打ちながら、内心幼かった頃のことを、写真を見ながら思い出し・・・嬉しいような、悔しいような・・・。 子供たちの成長は早いですからねぇ。。。「老いては子に従い・・」とは言いますが、諭すように言われては、嬉しいだけ […]

散文的ですね

「偉そうに生徒に人生語っては自分の空洞(うろ)の深みにはまる」(そよこ)高校で教員をしています。立場上、生徒に対していろいろな話をすることになるわけですが、“偉そうに話しているけれど、一体自分がどれほどのものか”と感じることが多いです。生徒に語れるほどの、誇れるほどの、何か核になるものを持っていない自分を感じます。「偉そうに」と「生徒に」で「に」が重なるのが気になるような、 […]

基本的には統一を

添削:「虚と実を行き来するやうな日暮らしを如何にとかせん 陽はまた昇る」(すずむし) 添削ありがとうございました。何気なく使っている文字の意味がはっきりしてきて、嬉しくなります。また、口語、文語が入り乱れてしまうのですが、統一した方がいいのでしょうか?口語はともかく、文語は恥ずかしいのですが、正直、いい加減です。不慣れで、耳にうろ覚えの状態で使ってしまうので・・・ 如何にとかせん と直し […]

助詞について

「イマドキの女子高生となった子がまだ抱いて寝るくまのくんちゃん」(そよこ)高校生になった娘はおしゃれに気を遣うようになり、一層生意気にもなり、それなりに「イマドキの女子高生」的な外見になってきました。ですが、眠る時には幼い頃から一緒のクマのぬいぐるみ「くんちゃん」を必ず横に並べているのです(笑)。ずいぶん大人びてきたようでいて、幼かったころがそこにまだ垣間見える気がしました。親としては、子どもの成 […]

風の動きが出ると良いですね

「新春の風五重塔に吹き渡り東寺訪なふ人清め過ぐ」(玉章)運動をかねて、歩いて東寺に初詣に出掛けました。暖かい日でしたが、一陣の風が吹き渡り、お清めを頂いたような気分になりました。 もう少し風の動きが出るといいですね。いい歌になります。 添削:「新春の風ふき渡り東寺訪ふ人清め過ぎ五重塔越ゆ」(玉章)

語順を変える

「柔らかき若葉のかげり溢れおる上宮に立てば我が身とけゆく」(がんこきよ)数年前に写真を始めたころ、新緑の季節にカメラを持って、近郊の山に登り地元の神社の上宮に着いたとき、余りにも新緑が綺麗でその中に吸われていく様に感じました。添削宜しくお願いします。 これは数年前の、新緑の候の想い出なのですね。お作、語順を変えるとすっきりします。 添削:「上宮に立てば若葉の柔らかきかげり溢れて我が身とけゆく」(が […]

一首ごとに、一首全体として判断する

しらかばにはなみずきにたんぽぽは美しく咲く銀行の名前 (随真筆) としらかばにはなみずきまたたんぽぽが美しく咲く銀行の名に(添削歌)ですが 「また」と使用するのは「に」を2回使用してはいけないという意味だと思いますが、「銀行の名前」が「銀行の名に」の解説をお手数ですがおねがい致します。(随真筆) 銀行の名に美しく咲いている、ということです。「名前」で切る(終わる)より余韻もありますね。 有難う御座 […]

全体としての語の流れや音感も大切

横から入りまして恐れ入ります、なぜ甦りおりは甦りたりがいいのでしょうか?それと赤とんぼの群れは赤とんぼ群れてがいいのでしょうか?よろしくお願いします。(随真筆) ご質問があったようですが、 元歌:「休耕田は甦りおり黄金波(こがねなみ)に赤とんぼの群れダンスを踊る」(りこりこ)添削:「休耕田は甦りたり黄金波(こがねなみ)に赤とんぼ群れてダンスを踊る」(りこりこ) について、添削では「たり」とすること […]

言わずもがな

「残業で枯れた心にしみわたる 鈴虫の音にしばし聞き入る」(ウッチー)野からあふれる鈴虫達の鳴き声が、疲れた体にしみこんでくる様に感じられ、しばらく聞き入ってしまいました。添削していただければ幸いです。 残業は大変でしょうね。まさか(しばしば問題になる)サービス残業ではありませんね?疲れた心を癒すのに、鈴虫の音は最適でしょう。。。お作の最後の「聞き入る」は言わずもがな、と思われます。 添削(新仮名) […]

下二段活用の動詞は。。

「降る雨に白い牡丹の大輪がなべて萎れり花びらの垂れ」(アン)春のひかりをふりこぼしていた牡丹が…残念です。 花は雨に弱いですね。それでも、天気が回復して日が差すと、元気を回復します。雨天が長引くと、どうしようもありませんが。。。お作で、「萎れり」は変ですね?「萎る」は下二段活用の動詞ですから(未然形が「萎れ」(siore)で、語尾にe音を含む)、完了の助動詞「り」は取りません。また「白 […]

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