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梧桐学 「今日の短歌」2004年以降の短歌
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2004年8月7日(土曜)

「雷鳴のとどろく夜空が不気味にもあかあかと映え豪雨落としぬ」

「闇照らす稲光にて雨のすぢ一瞬しづくの点列を見す」

「驟雨後の夜空を低くゆったりと白雲移る西方浄土へ」


「サッカーで日中戦争たたかはるたかがスポーツされどスポーツ」


「プランター一つの砂場に三、四羽雀らごそごそ砂浴びをなす」


「女(め)の孫は数日出掛け戻り来てはや吾を忘る一歳なれば」

「忘却は幼の特権さは言へど直ぐ忘れられ寂しきろかも」

−−梧桐



2004年8月6日(金曜)

「花植えずプランターの土ならしおく砂浴びすなる雀子のため」

「雀らを思ふは小さき愛なれど同じ心が世界を愛す」


「広島と長崎に原爆落とししは威力調査の実験なりしや」

(フォーク・ナイフの文化と箸の文化の相違だと解釈してもはじまりません。要するに、アフガニスタンやイラク爆撃にみられるように、アメリカ人は本質的にババーリック(野蛮)なのです。依然として西部劇体質なのです。)

---梧桐



2004年8月5日(木曜)

「夕近く雨の上がりてあぶら蝉やをら鳴き初(そ)む命惜しみて」

「近々と蝉鳴く聞けば力感あり雨後の夕空うるみて邃(ふか)し」


「道へだて9階のビル聳えたつ更に手前にビルもくろまる」
(「もくろまる」は「目論まる」、つまり「目論まれている」の意。)

---梧桐



2004年8月2日(月曜)

「ちぎれ雲なほ飛ぶ台風余波の空されどやうやく藍青深し」

「ブラインド越しに見やれば満月はいま高層のビルにかかれる」

「満ち足りしのちの月なれ欠けてゆくばかりはけだし老い人に似る」

−−梧桐



2004年7月31日(土曜)

「新築の巨大モールの脇に建つスーパー何某(なにがし)たちまち潰る」

「台風の余波の雲塊つぎつぎと怪獣のごと飛ぶがに流る」

「某大学OB会のメンバーに百六歳の元教授をり」

「某大学OB会のメンバーで米寿の御仁が一番元気」

「大学も苦難の時なれさまざまに締付けられて窒息しさう」

「酒を呑み愚痴をさんざん言ひ合ひて別れてのちに寂しさは来む」

---梧桐



2004年7月29日(木曜)

「真昼から夜半(やはん)にかけて蝉の声ここだひびけり生命(いのち)きらめく」

「死といふは特殊にあらず天地(あめつち)に生の数だけ散らばれるもの」

「無常とは無情にあらず生と死の変転あやつる仏の情なり」

「イラクでは今でもむざむざ死んでゆく民ありそれが目的のごと」

−−梧桐



2004年7月26日(月曜)

「クーラーに冷ゆる部屋へもしみじみと蝉の鳴く声沁み透りくる」

−−梧桐



2004年7月24日(土曜)

「一歳の女(め)の孫自分のおしゃぶりを玩具のキリンに吸はせゐるぞよ」


「いづくより湧きくる人らかぎしぎしと七夕飾りの下埋めて尽きず」

「祭とてアーケード街を埋め尽くす老若男女が今の人の世」

「人のため滅ぶ鳥獣樹木らよ我等群集もかく瀕死なり」

---梧桐



2004年7月23日(金曜)

「貧しかる一本の木が幾百の小鳥をつつみ夕べ絶叫す」

「叫べるは樹木か群がる小鳥かも人間うごめく宵の街路に」

「人間に鳥ら追はれて塒(ねぐら)をば一街路樹に求め悲鳴あぐ」


「プランターの一つが雀の砂場にて今日も浴びける跡二つ残る」


「一歳の女(め)の孫キリンの玩具引き七夕まつりの雑踏を縫ふ」

−−梧桐



2004年7月21日(水曜)

「街に住む小鳥ら夕方電線に連なりとまりそのまま夜へ」

「鳴き交はし離合集散せる鳥らを昼夜容(い)るるは街路の一樹」

「塒(ねぐら)とて群がる小鳥ら夜は樹の心拍音のごとく会話す」

「灯火(ともしび)に下照る一樹が幾百の鳥の臥所(ふしど)なり大音声立つ」

「数知れぬ小鳥ら宿る樹木立ち鼓動をしづめしんしんと眠る」

---梧桐



2004年7月19日(月曜)

夕焼:−
「日を裹む黒雲しづかに朱を帯び来てやがてあかあかと街おほひ燃ゆ」
(「裹む」は「つつむ」)

「夕映に小鳥の群がちぢみてはふくらみにつつ森へ消えゆく」


「玄関を這ひつつかがやく毛虫あり汝(なれ)よいかなる蝶へ化身せむ」


「貧窮に喘ぎ身を売る瀬戸際に才華咲かせし樋口一葉」

「身を削り生きむと必死に文を書く一葉なりき齢二十四」



2004年7月18日(日曜)

「梅雨明けの宣言ミスに気象庁戻り梅雨なる言葉を用意す」

「黒々と乱雲湧きつぎお互ひにぶつかるらしも雷鳴とどろく」

「暗雲の塊そのまま落ちくるごと豪雨が家並をしとどに打ち据う」


「元脱走米兵と拉致被害日本女性 世にも不思議なカップルあはれ」


「直ぐ裏に高層ビルが建つと聞き泥縄式に抗議の勉強」

−−梧桐



2004年7月16日(金曜)

幼児用に、歩くたび鳴る靴がある・・・
「女(め)の孫の靴鳴る聞こゆ 踏み行きし泣き砂の浜憶ひゐる時」

---梧桐



2004年7月15日(木曜)

「梅雨明けの猛暑にあへぐわれらなり豪雨に新潟しづむ最中(さなか)に」


「色深めゆく夕空にひとすぢの線伸ばしつつ機体きらめく」

「旅客機が夕日にきらめく 二百余の内なる生命(いのち)の輝くならむ」

「点となり斜陽に光る旅客機の客は地のわれ知る由もなし」

「夕雲に見え隠れせる旅客機を撃ち落とすすべ人は持つなり」

−−梧桐



2004年7月14日(水曜)

「建つといふ高層ビルに日照や電波障害に町内中揺る」

「町内に高層アパート計画さる突如百余の隣人出来む」

「MLBオールスターに日本人出場するさへ普通となりぬ」
(注:MLB=Major League Baseball; アメリカプロ野球)


「屋上に風雨で傷みし雑誌類ひろげて干す日に梅雨明けとなる」

「屋上に干す美術誌を風舐めて北斎春画のページぴらぴら」



2004年7月12日(月曜)

「自らのレトリックに酔ふ人らありただの一語につまづく人らあり」

「得体なき心の機微を限らるる言葉に表す危ふさ常に」

「一歳児しきりに何やらしゃべりをりとつぜん会話を始めむ予兆に」



2004年7月11日(日曜)

今日、参議院選挙:−
「政治とは最も疎遠な短歌といふ叙情に遊ぶ 開票進む中」

「イラクとか年金問題たたるとふ自民に厳しき開票すすむ」

「なかなかに世の中変はること難し自民負けても政治は鈍く」


「屋上に建てたる物置無残にも突風に倒れ書物ずぶ濡れ」

「猛暑梅雨やうやく明けむとするならし列島縦断して北上迅し」

「空(くう)や空(くう)−無私とも執着なしとも言ふ小乗・大乗仏教もむなし」

「一歳の女孫のヌード撮り収め厦門(アモイ)のパパに電子送信」

−−梧桐



2004年7月8日(木曜)

妻と多治見の永保寺を訪れて:−

「虎渓山永保寺なる観音堂 国宝の身をどっしりと構ふ」

「永保寺の観音堂の背向(そがひ)にて積乱雲が育ちゆく見ゆ」

「能ふかぎり信心薄き夫婦(めをと)にして寺域に満てる清浄を嘉(よみ)す」

−−梧桐



2004年7月7日(水曜)

今日七月七日:−
「生(あ)れしより幾十億年経たるにや牽牛・織女は愛のプロなり」

---梧桐



2004年7月5日(月曜)

「大型のSCにゐて前身の紡績工場を憶へとな言ひそ」
(SC:ショッピングセンター)

「閑散たる町に突然現れしショッピングセンター平日も沸く」

「新しきショッピングセンターの上空を台風崩れの雲疾走す」

「SCの3階に来て見下ろせば臓腑這ふごと人らうごめく」


神とは?−
「心とふ意識なき間は心なし神とふもまた在りてなきもの」

−−梧桐



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