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梧桐学 「今日の短歌」2004年以降の短歌
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紫陽花ほか   夢路   風鈴   名刹   ビル
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2006年12月5日

「紅葉また黄葉、緑葉ふるはせて寂光院にくわぁ〜んと鳴る鐘」

「秋色の寂光院の鐘楼にのぼり鐘撞く三たびくわぁ〜んと」



「夕食後晩酌のせゐか朦朧のうちに空感(くうかん)幾重も波なす」


「目の前に鴉降り立ちわれを見るその眼するどくたぢたぢとなる」


「街を抜け見放くれば西に伊吹山白々と雪を戴きて聳(た)つ」

---梧桐



2006年12月1日

青空を写す(新仮名):
「画面いっぱいただ青だけの写真撮る。空の青さは地球の青さ」

---梧桐



2006年11月30日

「イラクの現状 内戦だ内戦ではないと言ひ合へる これほど虚しい議論はなかろう」

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「「虚しい」といふ感情はいづくより来るのか 無明の雲に飛ぶ鳥」

「さう言へば「美しい」とふ感動はいかなる作用か 蝮が笑ふ」


「佇(た)つのみに降りかかる公孫樹の落葉(らくえふ)は金箔であり魂魄である」


「ビルの間(ま)に浮かぶ真昼の半月は空とふ無間(むけん)の地獄を航(ゆ)くなり」


「宇宙開闢の神の意志なぞわれ知らぬその混沌は身の裡にあれど」


(新仮名):
「永くもない一生を終え赴かん宇宙の果のうざい混沌」



2006年11月28日

「半年の連続ドラマが完結し残影の中次が始まる」

「ドラマからドラマへ時空の断絶が滑らかに進む現し身なれば」


「洪水のやうな黄葉(もみぢ)に溺れつつ夢中でシャッターを押しつづけたり」

「幾万も散り敷く公孫樹の葉の嵩を踏むとき無限のやはき温(ぬく)とさ」


「中東に惨劇つづき秋の木も赤き涙をこぼしゐるなり」

「いち人の叫びはむなしく雲になり殺せ殺せと空さへそやす」

「ある時は虚しさと衝迫の観念がわれを苛む 翡翠の涙」


幻想:
「蓋開けて立ちのぼる湯気の白煙が利休の髭の影に纏はる」

「出陣を前に戦国武将らは何を思ひて茶を嗜みし」

「森閑たる茶の湯の席に冷気あり庭に木の葉がつむぢ巻きつつ」

---梧桐



2006年11月27日

「朝ドラが完結し次が始まりぬ二つの時空の全き断絶」


「何ゆゑにポロニウムなのかロンドンを舞台の寿司バー毒殺事件」
(ポロニウム(Po)は元素番号84の放射性元素)

---梧桐



2006年11月26日

「黄薔薇また赤白紫寄り添うてしぐるる園に身震ひしをり」

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◎モンゴルより来し青年にして、目下日本の国技である大相撲の一人横綱である朝青龍が、5回目の全勝優勝・・・

「四天王の広目天の顔になり朝青龍が<君が代>歌ふ」

---梧桐



2006年11月25日

「秋は過ぐ 伊勢の大杉、小原村四季咲き桜、香嵐渓にて」

---梧桐



2006年11月24日

「ウェブなどに怪しくうごめく情報群、騙しのテクニックを競ふがごとし」

「文明の利器にも利便と危ふさの二面性ありて危ふさ勝る」


「泥沼のイラク情勢けふもまた閃光のもとおほぜい死にけり」

「殺し合ふが人間の性(さが)と歴史言ふそをうべなひて殺戮けふも」


「闇の奥泥中に咲く花ありてわが脳漿を赤く染めたり」

---梧桐



2006年11月22日

「夕暮にここだも騒ぐ椋鳥(むく)の巣は駅前にしてホテル前の木」


「百羽越すムクドリたちのねぐらなるホテル前の木網かぶせらる」

「なけなしのねぐらなりし木網かぶり椋鳥たちはいづくさまよふ」


「腹白く尾の長き鳥ら闇に立つ裸木の枝に並びて眠る」


「駅前にエレキギターを弾く女(ひと)をかこみて若き男女ら座る」

---梧桐



2006年11月19日

「柘植の葉に雫とどまるほどの雨 しづかにしづかに秋は暮れゆく」

---梧桐



2006年11月18日

「本町のシャッター通りを賑はする女性ジグラーの大道芸よろし」

「あの細身のいづこにかかるスタミナのありやと感嘆す女流ジグラーに」

「にこにこと初老の男を「兄さん」と呼びて引き止むる女芸人」

「客寄せに配られし餅を食らひ居る老婆の衣服の襤褸に見入る」

「明日は恃めぬ今を楽しめと芸人は全身使ひ興を起こせり」

「夢中に観る幼らの瞳(め)の危ふかる大道芸に罪はなけれど」

「大道芸競ふ人らに集約さるここ本町の凋落の悲哀」



「時雨れては晴れて晩秋目まぐるし朝と夜との気温差に耐ふ」


「橙色で民家に輝りゐし枇杷の実が鮮明に浮かぶ初冬の夜寒」


「しゃりしゃりと氷切る音立てながら女体美しフィギュアスケート」



2006年11月12日

「真夏には冷たかりしに水道水いつしか温(ぬく)しと感ずる季なり」

「斜陽とも思ふ写真館このところ客足繁きは そう七五三」

--- 梧桐



2006年11月6日

「睡魔に負けベッドに入れば夕闇に底籠もり鳴る冬雷さびし」

--- 梧桐



2006年11月5日

「満月を奇声あげつつ横切りし鴉の眼(まなこ)の鋭さ思ふ」

---梧桐



2006年11月3日

「十三夜に自(し)が影踏みて歩みつつ阿関(おせき)を思ふ録之助を思ふ」
(「阿関、録之助」・・樋口一葉作<十三夜>の主役)

「明治中期かの一葉は若くして奇跡を用ひず小説書きし」

---梧桐



2006年11月2日

「町はづれの古き長屋の片隅につぶやくごとく石蕗の花」

---梧桐



2006年10月29日

「霧雨の闇に浮き立つ緋の花の酔芙蓉恋慕の女人のごとく」

---梧桐



2006年10月22日

「道の端に咲きゐしキバナコスモスを妻が剪りきてキッチンに活く」

「瓶に挿すキバナコスモス哀れよな土を失ひ衰へ早く」

「脆きものそれは花びら水滴に打たれ一弁こぼれ落ちたり」



「車道より仔猫救ひしその夜にゴキブリ殺し釈然とせず」

---(梧桐)



2006年10月10日


「稲穂いま実り垂れゆき花水木は実の赤くなり柿はまだ青」

「時価2億の金塊置かれ「触れよ」とあり。触れて無粋な冷たさに会ふ」

(新仮名):
「弱小国核開発を振りかぶり核保有国らがいちゃもんつける」

---梧桐



2006年9月29日

「碧空に東の果より西山まで唯一本の飛行機雲伸ぶ」

「ジェット機は東の空より西山まで一条の雲引きつつ没す」

「航跡は一直線の雲にして尖(さき)細くあとほど徐々にひろがる」

---梧桐



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