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「<凛>といふ薔薇清澄なるピンクに咲く相継ぐ殺人事件のどろどろ」(梧桐)「<ベルリンの壁>崩れてより二十年 されど心の壁は崩れず」(梧桐)2009/11/09
「わが生の通奏低音は何ならん喜怒哀楽に夢を添ふるは」(梧桐)「軍内部で銃乱射事件ありしとふアメリカ、数十の死傷者の意味は?」(梧桐)2009/11/08
「公園に児童ら落葉を蹴散らして叫びつつボールを追ひては転ぶ」(梧桐)「下校時の学童らの列に真向かふに黄の帽波打ち徐々に近付く」(梧桐) 2009/11/04
「政権は交代すれど55年体制のもつ執念の牙」(梧桐)「並木なす桜もみぢの隙隙(ひまひま)に天空浄く邃(ふか)き紺碧」(梧桐)2009/11/02
「街川に田鴫白鷺青鷺また鶺鴒ヌートリア亀鴨あそぶ」(梧桐)「デジカメを構ふる直ぐ前青鷺が奇声を発してどかっと飛び立つ」(梧桐)あげる2009/10/31
「黄の蝶と紋白蝶がむつみ合ふ いかなる色の蝶や生まれん」(梧桐)「散策でありがたき花に出遭ふ多し極楽鳥花はその一つにて」(梧桐)2009/10/31
「ボーリング場潰され更地になりゐしがけふ行けばどーんと大電気店建つ」(梧桐)「うろこ雲日を遮りて鱗片のひとつひとつがぎらぎら光る」(梧桐)2009/10/30
「意気込める首相の所信表明をイヤホーンにて聞く散歩の途次に」(梧桐)「国会にて首相の所信表明は具体性そぎて格調重んず」(梧桐)「<友愛>につけ込む悪のなかりせばこの世はやすやすと平和ならむに」(梧桐)「庭隅に石蕗(つはぶき)咲きて明るめる沖縄にては<ちいぱっぱ>とぞ」(梧桐)「石蕗(つはぶき)とは艶葉蕗(つやばぶき)にて常緑の照り葉がかざす黄の花いくつ」(梧桐)2009/10/26
「身の裡がをりをりピカリピカリ光(て)る怒りあるいは生命(いのち)のときめき」(梧桐)2009/10/25
「一年先を思へば遠し過ぎ去れば一瞬なりしと感ずるはいかに」(梧桐)
「日本は威嚇をすれば意のままになる国と思はる哀しからずや」(梧桐)「垂り穂田を風はしり止まず逆光に金泥(こんでい)のごとき彩波がうねる」(梧桐)
「日本は超格差社会ぞ相対的貧困率が15パーセント超えて」「まだ青き柿の実むさぼる鴉らの貪欲な眼の光に怯(ひる)む」「鳩たちが畦にはみ出る稲の穂をついばみてをり雀らも寄る」「秋空に黒き点見え近付けば大きく網張る蜘蛛にぞありける」「秋空に浮きゐし孤雲の消えてすぐ筋雲わき来て感動す 妻も」
「秋草の花花の中にひと叢のほととぎす咲くが翳りてぞ見ゆ」(梧桐)
「オバマさんにノーベル平和賞授与だって。なぜだか思わず笑っちゃいました」(口語新仮名)(梧桐)「ノーベル賞の偉力は平和で<核>の無い世界を実現させるだろうか」(新仮名)(梧桐)「オバマ氏の支持率どんどん落ちているアメリカという国の歪んだ暗さ」(新仮名)(梧桐)
「核廃絶などは理想と嗤(わら)ふ人らその考へこそが障碍と知れ」(梧桐)「全生命幾度も壊滅し得るほどの核兵器もつは狂気ぞアメリカさん」(梧桐)「きのこ雲地表を覆ふ夢見たり余りに美しき破滅の予兆」(梧桐)「たれに問はむ天国と地獄はいかやうにアウフヘーベン(止揚)なすべきものか」(梧桐)「台風の去りて潤(うる)める青空に姿映るを意識して歩む」(梧桐)
「コスモスを押し分けて来る風の貌ああ初恋の少女(をとめ)なりけり」(梧桐)「放置せる頭髪肩まで伸びてきてつくづくと思ふわれ生きてあり」(梧桐)
「世の歪みなほ歪ませて貧者より搾り奪(と)るとふ<貧困ビジネス>」(梧桐)「負け組は負け組同士奪ひ合ふか億万長者はのうのうと太り」(梧桐)
「夕茜濃くなり闇の杜の上(へ)に千羽の鴉ら騒ぎつつ舞ふ」(梧桐)「杜の上(へ)に舞ふは無数の鴉にて出しなの満月を横切るもあり」(梧桐)
「まさかとは思へど「massacre(マサカ)」が「大虐殺」の意味と知りてより憂鬱にあり」(梧桐)「ちかごろは天の怒りも続きゐて大地震(おほなゐ)・洪水もマサカ(massacre)に参加す」(梧桐)---------------- massacre 【名】【C】1 (無防備の人・動物の)大(量)虐殺‖ a terrible 〜 of people 恐るべき人間大虐殺.2 ((略式))完敗(severe defeat).━【動】|他|…を大虐殺する;((略式))…を完敗させる.
「『不幸には直ぐ気が付くが幸せには失ってはじめて気付く』と古人は」(梧桐)
- Joyful Note - - JOYFULYY v2.50y24m38 :Edit by Yamamoto -