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梧桐学 「今日の短歌」2004年以降の短歌
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紫陽花ほか   夢路   風鈴   名刹   ビル
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5月23日(水曜)

「神池の守(も)り役のゐて指させり平家ボタルのほのかなる火を」

「神池に平家蛍が二匹のみピアニッシモの明滅をなす」

「カワニナは源氏の餌にてタニシは平家 餌を育つるに人参やると」


「昨夜(よべ)のごと蛍を観んと眼を凝らすにをりをり池に鯉跳ぬる音」


「ばらばらとバラの花びら散らばれどばら園になほ狂ひ咲く薔薇」

---梧桐



2006年5月18日(木曜)

「銭湯の前をよぎるに湯の匂ひまとひて老女がぬっと出で来ぬ」

「扉(と)を開くカラオケ・バー前よぎるとき大音響の部屋内(へやぬち)空っぽ」

--- 梧桐



2006年5月13日(土曜)

「噴き出づる水沫(みなわ)と見えて生垣に白き躑躅の花群ひしめく」

「生垣の根方に白き躑躅の花 椿ならねど首から落ちて」

---梧桐



2006年5月12日(金曜)

「グランドの照明を背に大量の光はらめるメタセコイアら」

「少年ら照明の下グランドにサッカーボールを追ひ合ひてをり」

---梧桐



2006年5月11日(木曜)

「花水木は萼にはあらず手触(たふ)るれば人肌のごとしっとりとして」

「飽きもせず未だに日々(にちにち)幾十人自爆テロにて死ぬイラクなり」

「自爆テロ記事に飽きたるメディアにて小さく報ず70人死亡と」

「外壁に沿ひくさぐさの薔薇咲かせこの小医院は心あらはす」

「べっとりと墓地が血塗られ夜陰にあり垣一面の躑躅と知るまで」

---梧桐



2006年5月7日(日曜)

「あらがへどまた首落とし覚醒す座しゐて黒き睡魔に襲はれ」

---梧桐



2006年5月6日(土曜)

「赤信号、車列の尾灯のともるとき闇の街路が血を噴くと覚ゆ」



2006年5月4日(木曜)

「夜目に白く小花が咲くと思ひしに芽吹ける無数の若葉なりけり」

---梧桐



2006年5月1日(月曜)

「笑ひより嘆きが勝る人の世の黄砂に霞む三日月も星も」

---梧桐



2006年4月27日(木曜)

「1ミリの線虫の遺伝子6割がひとと同じといふことの意味は」

「裏のビルに冬の太陽を奪はれしが入居者ゼロなぞ望みしや 否」

「通説に猿からヒトが出来しといふ今60億人その中の一人」

「60億の中の一人の気軽さにひと皆地球を踏みつけて生く」

---梧桐



2006年4月26日(水曜)

「逍遥す花の季節を寿ぎて 桃花御衣黄その他もろもろ」


「あでやかなるパチンコ店のネオンより鬼の悲鳴のごとき音たつ」

--- 梧桐



2006年4月22(土曜)

「白く照るチューリップの花の内にして小さき蜘蛛の巣を張るあはれ」

「びっしりと紅芝桜の花敷くにひとつ白なる異端かなしき」

---梧桐



2006年4月18日

「散り急ぐ桜は遠見に赤さ増す萼の色とは知れどうれしき」

「咲くに遅速ありしが散るもさもあるべし塊をなし頑張る花あり」

「八分かた散りし桜ら一樹のみ白冴え冴えと咲き残りたる」

---梧桐



2006年4月10日(月曜)

「咲けば散るほかなき桜花(はな)を雨打ちて道一面にびっしりと撒く」

「雨桜観ての帰り路街灯を透かして傘に花びら幾片」

「傘に享けし多(さは)なる花弁を留守居せし妻にみやげと言へば微笑む」

---梧桐



2006年4月8日(土曜日)


「一キロもある両岸の桜並木咲きゆく順はランダムにして」

「今日ひと日強風あれど川沿ひの桜並木は満開を誇る」

「重たげに枝撓ませて満開の桜は幹のどっしりと構ふ」

「群がれる花びら貫く枝枝の存在感よ夜桜は殊に」

「下方より桜花照らされ純白の雲の上辺(うはべ)は闇に溶け入る」

---梧桐



2006年4月4日(火曜日)

「春祭の喧騒もよし川岸の桜花(はな)はあくまで静かに咲(ひら)く」

「祭とて騒ぐ人らの悲哀知れ桜は静かに咲くべかりける」

「桜の川つねには水なし流すのは花どきのみとは呆るる市政」

「冷ゆる日が続き夜毎に来て観るにじわりじわりと桜花(はな)ひらきゆく」

「なけなしの馬駆り集め春祭を賑はす大人の健気なる知恵」

「馬見るは映像のみと慣れて来ていま目の前の春駒を撮る」

---梧桐



2006年3月28日(火曜日)

「完成後二ヶ月なるに灯の点る部屋なき裏のビルは何棲む」

「つくづくと生体組織の精妙さ思ひて進化論を疑ふこのごろ」

「夜十時戸口に置かるる自動車は吾娘(あこ)居る証、見れば安堵す」



2006年3月17日(金曜日)

「出でしなの大満月がパチンコの派手なネオンと重なって無様」(新仮名)

---梧桐



2006年3月12日(月曜)

「路地奥にいくつもありて廃屋の破(や)れ戸より見ゆ床板の反り」

「震度4襲はば倒れむ老朽の民家点在す裏道行けば」

「白々と侘助ツバキがさはに咲く地面にころころ落ちゐるも在り」


「これまでに"Gone with the wind"幾たび観しスカーレットとレッドになりて」

---梧桐



2006年3月11日(土曜)

「止みたると思ひし雨のジャンパーをまた打ち始む 打たしめて歩む」

「闇に居て花を増しゆく苦しさに身悶え花弁を落とす山茶花」



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