412069

[ワード検索] [過去ログ]

歌集紹介 短歌教室 短歌収納庫 短歌添削BBS1 短歌添削BBS2 梧桐学のいい歌ですね ものぐさ談話室 ものぐさBBS ものぐさ歌会 ものぐさ写真館 ものぐさリンク集 プロフィール メール送信 トップページへ


秋深まる

「文化の日は晴れの特異日、晴れわたれど東北、北海道は寒波が襲ふと」(梧桐)

「車道脇は場違ひなれど秋の陽浴び鶏頭数本めらめらと燃ゆ」(梧桐)

「黄や赤に緑もまじり桜葉(さくらば)が秋の蒼穹にさやぎ止まずも」(梧桐)

「もみちゆく桜並木のひとところ緑の柳枝(やなぎえ)まつはりてをり」(梧桐)

2010/11/03


屋上

「屋上はべた一面に銀色のペンキで塗られ全体かがやく」(梧桐)

「銀色のペンキで全面塗られたる屋上処々に鳥の糞あり」(梧桐)

2010/11/02


寒気団

「不意打ちに寒気団襲へり歩道這ひ落ち葉カラカラとわれを追ひ越す」(梧桐)


「秋深み米寿のお婆(ばば)の衰へのしるくて妻は介護に忙し」(梧桐)

2010/10/26


冬の冷え

「分かるまで人を社会的に排除する冤罪事件のむごさを思ふ」(梧桐)

「潔白が明らかなるに卓抜の政治家ひとりを強制起訴しぬ」(梧桐)

「風評に染まり悪人と決めつけて政治家ほふるは魔女狩りそのもの」(梧桐)

----------------------------------------

「やうやくに秋に入りきと喜ぶに雨の続きてはや冬の冷え」(梧桐)

「波うちて霧雨の膜が道よぎるあのとき君の頬も濡れゐき」(梧桐)

2010/10/25


雑詠

「街中を狂気の轟音立てながらオートバイ駆る君も日本人」(梧桐)


「煌々と夜毎を灯す学習塾今夜はビルごと闇のかたまり」(梧桐)


「剥き出しの下肢のししむら不思議にも暗がりにても白々と映ゆ」(梧桐)


「玄関にススキとともに妻が生けし花ホトトギス鳴くとなけれど」(梧桐)

2010/10/24


家庭

「一人でも病めば家内(やぬち)が暗くなる家族とふ最小サイズの社会が」(梧桐)

「家の平和たもつにうからの努力要る。まして市や県、国や世界は」(梧桐)

2010/10/22


雲と月

「棚曇りの夜空の一カ所明るみて月の在処(ありか)を隠し切れざる」(梧桐)

「雲の層つと突き破り須臾なれど月がおぼろに円き影見す」(梧桐)

2010/10/21


たますだれ

「あなうれし軒下に庭に道の端に清楚に群れてたますだれの花」(梧桐)


「そのむかし亜炭をとると縦横に掘られし坑道が陥没し始む」(梧桐)


「時ならぬ集中豪雨にあふれ出で濁流は家を人をものみこむ」(梧桐)

2010/10/20V


南京櫨

「まだ緑(あを)き南京櫨の葉叢透き秋日は胸処(むなど)の憂ひあぶり出す」(梧桐)

2010/10/17


群鴉

「船橋より二歳の男孫(をまご)が、東京より新生児なる女孫(めまご)がじじ呼ぶ」(梧桐)


「町外れに来れば視界に稲穂の海 米作窮地が嘘のやうなり」(梧桐)


「ホームレスを寝せまいとして公園のベンチは狭く仕切られてをり」(梧桐)


「たれならむ物打つ音立ち幾百の鴉らばらばらと夕闇に散る」(梧桐)

2010/10/16


黄花コスモス

「夏の日々水遣りつづけし道端の黄花コスモスいま花ざかり」(梧桐)

「道の端に黄花コスモス雲と咲く維摩の裔もかくあらまほし」(梧桐)


「大いなる白鳥のとぶ形して秋の雲うき風ふきおろす」(梧桐)

2010/10/13


脳内

「をりをりに眼(まなこ)の奥にて光る物ありて頭蓋の内側てらす」(梧桐)

「脳内の血管網また神経網照らすスパークを感じつつ歩む」(梧桐)

2010/10/08


稲穂田

「また秋の深まるほどに実りゆく稲穂の海を白鷺およぐ」(梧桐)


「検察また領土のことなど不透明、小沢氏起訴にてさらに濁れる」(梧桐)

2010/10/05


つひの緑

「落葉せん樹木ら中秋の陽を浴びて終(つひ)のみどりをきらめかせをり」(梧桐)

2010/10/03


いびつなる月

「昇りくる鈍色にしていびつなる月に映るは不穏の国情」(梧桐)


「日本が育てし日本の横綱なり白鵬連続四場所全勝」(梧桐)

「日本が育てし大リーガー・イチローの十年連続二百安打を嘉す」(梧桐)

2010/09/28V


曼珠沙華

「おほかたはくれなゐなれど点景に白の混じるがよろし曼珠沙華」(梧桐)

2010/09/28V


魂魄、ほか

「霊気にも陽(やう)と陰(いん)あり精神と肉体統ぶる魂(こん)と魄(はく)これ」(梧桐)


希望か魔手か:
「何ゆゑにiPS細胞が出来るのか不明とふことの危ふさを思へ」(梧桐)


木星接近:
「うろこ雲の隙(ひま)に覗くは月のみにあらで木星も鋭く光る」(梧桐)


「自(し)が背中見えざる歯痒さ。目に追へる前行く他人(ひと)に深き翳ありて」(梧桐)

2010/09/23V


検事

「検事さへ証拠物件に不正なす。驚き呆れかつは暗澹」(梧桐)

「検察の強権は信頼ありてこそ 正義の砦いまか崩れん」(梧桐)

2010/09/21


量子コンピューター

「光明か破滅か量子コンピューター 速度一気に百万倍とぞ」(梧桐)


「いくつまで続くや白鵬の連勝は。人らは今日もはらはらどきどき」(梧桐)

2010/09/20


タコ焼き屋

「周りのビル壊されタコ焼き屋の細きビル残りしがつひに壊さる」(梧桐)

「古ビルの壊され繁華街に生じたる空洞に人らの幻影うごめく」(梧桐)


「カネタタキ、鈴虫、こほろぎ、クツワムシ、国道脇の暗がりに鳴く」(梧桐)

2010/09/16


[直接移動] [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31]
投稿画像の表示サイズを変更できます
管理者用

- Joyful Note -
- JOYFULYY v2.50y24m38 :Edit by Yamamoto -