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梧桐学の「良い歌ですね」

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*--- 短歌の題名 ---*
1. ガッツポーズ   正夢   幻の家族   お盆の後   遺影   ビ-玉   墓洗ふ   あるときは    朝の散歩   夏の日差し
2. 青春と病   歩く速さ   耳を澄まして    鈴の音    盆提灯   良歌   メ-ル   翁長雄志    ねむり姫   睡蓮
3.S L    五月の風   交換日誌    蕗の薹   水仙    老い二人    三年間は       車椅子   洗濯もの
4.鉄杭   妻の   点滴   麦秋   傘寿   春の息    清みゆく   枝垂れ桜    脳梗塞   胸の傷跡
5.年賀状   冬のひかり   大根   月光   百千鳥    スタ-トペ-ジに   さざ波   淡雪   無情の雨   姉妹
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背伸び2007/12/02(日曜)

終着の電車は客を次々と吐き出だしつつ背伸びをなさん」(がんてつ)
池袋駅で折り返す電車を待っていましたら、満員の電車が到着し、どっとお客の群を吐き出しながら車高(床面)が高くなっていきました。乗客の重みで沈んでいたものが、元へ戻っただけのことですが、一仕事を終えて、ウゥ〜ン!と伸びをしたような・・・。


細かい観察眼ですね。実際、乗降客の重みで(車体全体、特に)乗降のドア側が少し沈みますね。ただ、お作からはそのようには読めないのが惜しいです。

添削:
終着の電車は客を吐き出だし背伸びするごと床をせり上ぐ」(がんてつ)

(いい歌ですね。)




ス-パ-に2007/11/07(水曜)

欲しき物我には無くてス-パ-に娘をおもひ孫をおもひぬ」(アン)
昨日は誕生日なので、好きなものを買って来るように言われても、さして欲しい物がなく、やはり娘や孫がいてこそ欲しい物もあるのだと思いました。

それが、お母さんあるいはおばあちゃんの偽らざる心情(かつ真情)なのでしょうね。ある程度高齢になり、さらに歳を取るにつれ幼さが戻り、人はやや自己中心的になっていくのも止むを得ないと、一般的には思われているようですが、ここではそうでもないことを示しておられます。

添削:
ス-パ-に来つれど欲しきもの無くて娘をおもひ孫をおもへり」(アン)

(いい歌ですね。)


反省2007/11/06(火曜)

子や孫の話の場にいて子なき人に淋しき思いさせてしまいや」(いずみ)
6人で食事をしました。その中に初めてお孫さんが生まれる方がいて ひとしきり子や孫の話でもりあがりました。ひとりMさんは独身の方です。私も孫はいますが、事情があり、いましたがという立場なので正直なところ仔細な話になるのは避けたいところです。覚悟して独身を選んだとはいえ淋しい思いで聞いていたのでは・・と,多人数の時は話題に気をつけなくてはいけないと思ったことです。

独身にも、自ら好んで、という場合もありましょうが、大抵は何らかの事情があって結婚(したくても)出来ずじまいという人なのでしょうね。結婚していても子供がないご夫婦もたくさんおられますが。いずれの場合でも、ある程度は納得しておられるのでしょうが、やはり大勢の場で子や孫についての話題が盛り上がるときはちょっとはつらいでしょうし、寂しさも感じられるでしょうね。その場合の心遣いについて詠まれたものですね。

改作:
子や孫の話が弾むはよしとして子も無き人にはつらき場ならずや」(いずみ)

(いい歌ですね。)


波飛沫2007/10/31(水曜)

裡にある決断ゆする波飛沫見下ろす英虞湾離れがたしも」(すめ-ちゃん)
先日、ニュ-スキャスタ-の鳥越さんが両肺の癌摘出手術を受けられた様子をテレビに見ていますと、夫が貴女もした方が良いのでは、と神妙な顔でした。こんなに心配して日々暮らしていたのか、夫や家族の心労も考えて今回の検診で手術の決断を主治医に伝える積もりですが、伊勢の旅に来て複雑な気持ちで英虞湾に立っていました。


すめ-ちゃんさんは今、第三者が入り込めない心的境地におられますから、何とも申し上げられませんが、手術を受けることを決断された以上、気丈に立ち向かって下さい。お作では、英虞湾で、うねりしぶく海面を眺めておられるのですね。複雑にうねりうごめく心を映しているようで「離れがたしも」なのでしょう。。。なお、写真をお褒め戴き、汗顔です。プロとはとんでもない、並のデジカメで撮ったものですので。。。がんてつさんもおっしゃっておられるように、天候に恵まれたことが幸いでした。お作からは、現在のご心境がそっくり伝わってきます。いい歌ですね。

添削:
裡にある決断ゆさぶる波しぶき見下ろす英虞湾離れがたしも」(すめ-ちゃん)



神無月雑詠-1 2007/10/11(木曜)

募金箱へ十円入れる老のあり宝くじへと列なす若者」(春雨)
社会福祉協議会の個人ボランティアに入っていますので、7日の午前に近くのユニ-にて、共同募金のボランティアとして参加して、募金を呼びかけていた時の一場面を詠んでみました。四句目は、最初「並ぶ若者」としましたが---。宜しくお願いします。


募金呼び掛けのボランティアをされてたのですね。そんな時、「老い」は「募金箱へ十円入れ」、若者は募金箱には目もくれず「宝くじへと列な」したのですね。宝くじを買うのは、夢を買うことだそうですが、共同募金には夢がないのでしょうかね。若者が心にもっとゆとりが持てる世の中になればいいですが・・・。実際は、募金されている場所と、宝くじ売り場とは関係ないかもしれませんが、下の添削歌ではくっつけてみました。

添削:
募金箱へ十円入れる老の横で宝くじへと列なす若者」(春雨)

(世相を抉った、いい歌ですね。)


露天風呂 2007/10/10(水曜)

露天風呂の湯に映りたる母の顔を揺らすがごとく鳴く蝉時雨」(すめ-ちゃん)
妹の運転で母を温泉に連れて行った時の短歌です。母の喜ぶ顔が湯面に揺らいで心地よいひと時を過ごして居ると、突然蝉の合唱に湯面に映る母の顔も揺らいで見えました。映りたると映りゐる迷いました、先生宜しくお願いいたします。


いい場面を捉えて、うまく表現されますね。すっかり上達されました。。。

添削:
露天湯に映りゐる母の笑顔さへ揺らめかせつつ蝉時雨降る」(すめ-ちゃん)

(いい歌ですね。)


母の苦労2007/10/04(木曜)

前後する母の話を繋ぎつつ又ひとつ知る母の苦労を」(すめ-ちゃん)
母の昔話しには時期も登場人物も辻褄の合はない事が多く、私なりに前後繋ぎあわせて聞いておりますと、若くして未亡人となった母の苦労が胸に応えます。「私は幸せ者よ」と口癖のように言う母の胸内を知ってしまったような、、、感謝と愛しさと複雑な思いが交差して涙が溢れてしかたありません。母を二度使いましたが、「母の話を」のところを 「昔話を」としていましたが意味が通じにくいように思いまして、宜しくお願いいたします。


そうですか、お母さんは「若くして未亡人」になられたのですか。家業のかたわら、女手一つですめ-ちゃんさんほかの子育てをされたのですね。苦労されたことでしょうけれど、またご立派です。また、お作で、「母」が重複するけれど(「昔話」とかではなく)あえて「母の話」とされた、それは「意味が通じにくいように思いまして」と理由をおっしゃる。全くそうですね。「昔話」では誰がそれを話しているのかが、ちょっとあいまいになってしまいますね。そこのところが「母の話」とすることではっきりとしました。このお作を読んだとき、最初は「母」が重複していることに気付かなかったくらいです。ここは「母の話」で正解ですね。それに、このお作、上手いし、いい歌ですね。


里芋の露2007/08/20(月曜)

宝石など我に無縁と存へて育てし里芋露を光らす」(愛)
里芋の葉が大きく広がって朝露を光らせています。暑い暑い朝の一服の清涼剤です。今日もよろしく御願いします。 

丹精こめて育てられた里芋の大きな葉に、朝露が光っているのですね。それは宝石の輝きに決して劣らないと。なるほどねぇ。。。

添削:
宝石など無縁のままに過ごしきて育てし里芋露を光らす」(愛)

(いい歌ですね。)


百度道 2007/09/03(月曜)

日傘さす影をひきつつ母を訪う駅よりの道わが百度道」(すめ-ちゃん)
この猛暑に体調を崩し暫く入院しておりました。又宜しくご指導下さいませ。母には知らせておりませんで、昨日も母の顔を見に行ってきました。百度道という言葉はありませんが、そんな気持ちで通っております。

「この猛暑に体調を崩し暫く入院しておりました」とありますが、一時期の暑さは異常なほどでしたから、体調を崩した人が多かったようです。退院もされ、お母さんを見舞われるほどに回復されたご様子、安心しました。。。百度が千度にもなりますよう。何か心にじ-んと沁み込んでくる一首です。いい歌ですね。

日傘さす影をひきつつ母を訪ふ駅よりの道わがお百度道」(すめ-ちゃん)


奥の細道 葡萄峠2007/08/28(火曜)

雨に会いぬかるむ葡萄峠ゆく曾良の日記に添ふがごとくに」(たかこ)
芭蕉、曾良さんも六月二十八日(陽暦8/13)。朝晴。中村を立ち葡萄に到る。甚だ雨降る。追っ付け止む。とあり。私達も晴天つづきだったのですが、この峠2,5k程雨にあいました。時節も八月、その為に計画されたのでしょうが?峠なので雨は降りやすいですが。。宜しくお願いします。


山は天気が大変に変わりやすいですからね。芭蕉や曾良の気持になって歩かれたことでしょう。情感というものは時代を超えますね。

添削:
雨に遇ひぬかるむ葡萄峠を行く曾良の日記に添ふがごとく」(たかこ)

(いい歌ですね。結句は一字足らずですが、ここはそのままがいいです。「に」を付けると(前の「日記に」の「に」と重なり)気になります。「添へるがごとく」とも出来ますが、やはり気になる。一般には避けたい字足らずの、有効な使い方でしょう。)


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