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梧桐学の「良い歌ですね」

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*--- 短歌の題名 ---*
1. 青春と病   歩く速さ   耳を澄まして    鈴の音    盆提灯   良歌   メ-ル   翁長雄志    ねむり姫   睡蓮
2.S L    五月の風   交換日誌    蕗の薹   水仙    老い二人    三年間は       車椅子   洗濯もの
3.鉄杭   妻の   点滴   麦秋   傘寿   春の息    清みゆく   枝垂れ桜    脳梗塞   胸の傷跡
4.年賀状   冬のひかり   大根   月光   百千鳥    スタ-トペ-ジに   さざ波   淡雪   無情の雨   姉妹
5.大根   花火   秋晴れ   息子   秋風    天人菊    図書館   千の風   カレンダ-    鼓動
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洋上慰霊に参加して2011/04/19(火曜)

「故郷の白菊捧げしわれら遺児〈又きます〉とは言へぬ古稀の坂」(未歩)

遺児と申しましても皆、高齢社会の仲間入りを致しました。もう一度お参りにと思いましても、健康上の心配がよぎります。宜敷御願い申し上げます。。


戦後66年ですから・・・。戦争遺児として、もう十分に悼まれ悲しまれ心情・真情を吐露され捧げられたと思われますが・・・。遠く離れていても、海も空気もいつも繋がっています。

添削:
「われら遺児故郷の白菊捧げしも「また来ます」とは言へず古稀にて」(未歩)

(いい歌です。)


波のひかり2011/04/11(月曜)

「津波に消ゆ人ら手のひら振るごとく穏やかな湾に波は煌く」(いずみ)

震災後の映像の瓦礫の先に海が映る時、何事もなかったように穏やかな港に波が煌いています。煌きは、たくさんの人が両手のひらを陸に向けて振っている、何万人の手のひらのようです。。

「助けて・・」と叫びながら・・・?

添削(新仮名):
「津波に消えた人らが手のひら振ると見ゆ穏やかな湾に波がきらめき」(いずみ)

(いい歌です。)


名前2011/04/08(金曜)

「幾人(いくたり)の名前で呼ばれし事だろう痴呆の母との四年の日々に」(タイム)

呆けた母を四年間介護しました。私の名前も分からなくなくなり色々な名前で呼ばれました。よろしくお願いいたします。。


そうした(お母さんの)介護の日々があったのですねぇ。大抵の人が通る過程かもしれませんが・・・。

添削(新仮名):

「幾通りの名前で呼ばれたことだろう痴呆の母との四年の日々に」(タイム)

(いい歌です。)


:2011/03/29(火曜)

「三万の人飲み込みし津波跡がれきの町に雪降り積もる」(愛)

今、東京から娘家族が地震疎開で九州に帰宅中です。二週間ぶりにパソコンを開きました。先日、大分の短歌大会で、以前に見て頂いた「臥すママにそっと寄り行き幼子は「貸してあげる」とアンパンマン置く」が県知事賞を受賞しました。先生にご報告したく思いました。有難うございました。。

そうですか、東京から避難して、娘さん家族がお宅に帰っておられるのですかぁ。。。これは放射能避難ですね?県知事賞を受賞作「臥すママにそっと寄り行き幼子は「貸してあげる」とアンパンマン置く」は、よく覚えています。何とも微笑ましいお歌ですからねぇ。。。受賞、おめでとうございます。今回のお作は、鎮魂の雪であり、鎮魂の歌ですね。

添削:
「三万の人呑み込みし津波の跡がれきの海に雪降り積もる」(愛)

(いい歌ですね。)


温暖化2011/03/13(日曜)

「温暖化進みて何時か現れんマッキンリ-の植村直己」(タイム)

マッキンリ-で消息を絶った植村さん、何時か氷の中から現れないかと思っています。よろしくお願いいたします。。


温暖化のせいで、ロシアの永久凍土から現われたマンモスの遺骸のように、植村さんも現われないとも限りません・・・。しかし、植村さんの死に方は、冒険野郎の最期として本望かもしれませんね。そっとしておいてあげたい、が本心では?お作、短歌としては面白いですね。

「温暖化進みていつか現れんマッキンリ-の植村直己」(タイム)

(いい歌です。)


想い出2011/03/10(木曜)

「家具捨てて広くなりたる空間に亡夫(つま)との想い出は行き場失う」(りこりこ)

家具を処分して少し部屋が広くなりましたが、夫と一緒に買った想い出などはまだ心に残っています。よろしくお願いいたします。。



亡きご夫君を想い出させる家具類もいくつか処分されたのでしょう。家具はなくなったけれど、ご夫君との想い出はまだ部屋にとどまったままだと詠まれた・・・。

添削:
「家具処分して空間は広がれど亡夫(つま)との想ひ出は行き場を失ふ」(りこりこ)

(いい歌ですね。)


幼き頃2011/03/08

「十五夜を(ボ-ル取って)と言ひし子も30過ぎて異郷に暮らす」(まり)

背負っていた息子が幼い頃言ったことを、思い出しました。子供の感覚の素晴らしさに、時々驚いたものです。子育ては大変と思いながらも、楽しくもありました。宜しくお願いいたします。。

このお話ですが、、、一茶の句に「名月を取ってくれろと泣く子かな」がありますが、この句を額面通りとして、子供は似たような発想をするものと、改めて思いました。。。ただ、一茶の句は事実を詠んだのではなく(名月を見ながら子供の気持ちになっての)創作である可能性も否定できません。そこが違うところですね。また、お子さんは月を「ボ-ル」と言われた、喩えとしてではなく実際にボ-ルと思ってそう言われたであろう点も、大いに違いますね。

添削:
「満月見て「ボ-ル取って」と言ひし子も30過ぎて異郷に暮らす」(まり)

(いい歌です。)


(新仮名)2011/03/04(金曜)

「夕刊に就活自殺の文字おどる駅のホ-ムに北風の吹く」(タイム)

就職の内定が貰えずに自殺が増えているそうです。駅のホ-ムで夕刊の見出しを見て暗い気分になりました。若者に希望が持てる日は何時になったら来るのでしょう。昨日は冬に逆戻りの寒い一日でした。よろしくお願いいたします。。



若者は、日本の将来を背負っていくわけなのですが、就職出来ずに自殺するとか、就職出来たとしても非正規つまり期限付契約社員、場合によってはアルバイト的な立場の人が40%を超えていて、給料が安いばかりではなく将来が全く保証されない状態ですね。日本の将来はどうなってしまうのかと、本当に心配ですね。最近でも、一に雇用、二に雇用、三に雇用が菅内閣の当初の掛け声でしたが、菅内閣の現状は・・・。


(新仮名):
夕刊に就活自殺の文字おどり駅のホ-ムに北風が吹く」(タイム)

(いい歌です。)


空間2011/03/01(火曜)

2011/03/01(Tue)

「団地二棟毀され出来たる空間に四十五年の瓦礫残さる」(りこりこ)

団地の建て替え工事がゆっくり始まっています。大分前に高層が一棟だけ建ち、次の工事の為の2棟が毀されました。45年間の人々の歴史が瓦礫の山となっているのは、何となく心が痛みました。


多くの入居者の45年に亘る生活の歴史が、ビルが壊されるとともに瓦礫の山に変わってしまったことへの、惜別の歌ですね。ビルであれ、生活の歴史であれ、築くのは大変ですが、壊すのは一瞬です。破壊の恐ろしさですね。


添削:

団地二棟毀されしあとの空間に四十五年が瓦礫として在る」(りこりこ)


(いい歌です。)



春の訪れ2011/02/17(木曜)

「四十歳ま近かに結婚決まりたる春の訪れは甥の貌にも」(たかこ)

先日妹の主人の7回忌で親族と会ってきました。何時も有難うございます。。

甥御さん、40歳間近になって結婚が決まったのですね。おめでとうございます。40歳近くでも結婚しない(出来ない?)男女が多いようですから、こうしたお話は彼らに勇気を与えましょう。。。

四十歳ま近かに結婚決まりしとふ春の訪れは甥の貌にも」(たかこ)

(いい歌だと思います。)


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