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「遺骨無き海軍最後の激戦地のレイテの小石を墓前に供ふ」(未歩) 64度目の終戦記念日を迎えましたが、お墓参りをする度に遺骨無きお墓に一層寂しさが募ります。その度に、レイテへの慰霊巡拝の折りに拾った小石に父を偲んでおります。もう一年早く終戦を迎えておりましたら、原爆の犠牲、沖縄戦の悲劇、東京空襲など、勿論、父との幸せな生活も夢ではなかったはずです。遺骨が還らなかった事実を後世に伝えたいと思います。宜しくお願い申し上げます。
第二次世界大戦での死者数は日本人は310万人、全世界では7,000万人と言われますが、何のための戦争だったのか、特に一般の人たちにはよく解らないままですね。空しいです。こうした殺し合いは、世界のあちらこちらで今でも続いていますね。日本の場合、「もう一年早く終戦を迎えておりましたら、原爆の犠牲、沖縄戦の悲劇、東京空襲など、勿論、父との幸せな生活も夢ではなかったはずです」と。おっしゃる通りです。「遺骨無き(お父さんの)お墓」・・何とも遣りきれない思いでしょう。せめて、お父さんが亡くなったとされるレイテ島の小石を墓前に供えたと。。。
添削: 「遺骨無き墓前に供ふ海軍の最後の激戦地レイテの小石を」(未歩)
(いい歌です。) |
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