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梧桐学の「良い歌ですね」

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*--- 短歌の題名 ---*
1. 青春と病   歩く速さ   耳を澄まして    鈴の音    盆提灯   良歌   メ-ル   翁長雄志    ねむり姫   睡蓮
2.S L    五月の風   交換日誌    蕗の薹   水仙    老い二人    三年間は       車椅子   洗濯もの
3.鉄杭   妻の   点滴   麦秋   傘寿   春の息    清みゆく   枝垂れ桜    脳梗塞   胸の傷跡
4.年賀状   冬のひかり   大根   月光   百千鳥    スタ-トペ-ジに   さざ波   淡雪   無情の雨   姉妹
5.大根   花火   秋晴れ   息子   秋風    天人菊    図書館   千の風   カレンダ-    鼓動
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エベレスト街道2008/10/16(木曜)

ヤクが行き裸足、サンダル、登山靴エベレスト街道賑やかなり」(タイム)
歩を進め四千の高地より見上げたるエベレストの峰神住むごとし」(タイム)
異教徒の喜捨は受けぬと言いて去る僧の姿を霧がつつめり」(タイム)
還暦記念とした方が良いと思いまして・・・。政情不安な時もありましたが今は大丈夫なようです。トレッキングコ-スは地元の生活道路でもあります。


連作ということで・・・。三首目は、宗教というものの難しさを詠まれていますね。異なる民族、異なる宗教・・・全世界が平和になるための永遠の課題になりそうです。一、二首目もよく詠めていますが、特に三首目はいい歌です(下の添削の形で)。

添削:
「ヤクにつづき裸足、サンダル、登山靴 エベレスト街道賑やかにして」(タイム)
添削:
「高度四千の山よりさらに見上げたりエベレストの嶺は神在(いま)すごとし」(タイム)
添削:
異教徒の喜捨は受けぬと言ひ捨てし僧の姿は霧に紛れぬ」(タイム)



復元ポイント2008/10/03(金曜)

「パソコンの復元ポイント定めたりわが人生は今が良いかな」(アン)
色々考えてみましたが、やっぱり年相応に今を生きていくのが良いかなと思います。

無理は長続きしません、自然体が一番いいわけですね。ただ、お作の後半からは、今が人生のピ-クだ、というふうにとられ、添え書きの「やっぱり年相応に今を生きていくのが良いかなと思います」は、読み取られないでしょうね。

添削例:
パソコンの復元ポイント定めたり人生は<今>に焦点合はせて」(アン)

(これなら、いい歌ですね。)


少女の指先2008/09/30(火曜)

「雨上がりバスを待ちつつ手話交はす少女の指先ひかりをつむぐ」(すめ-ちゃん)
福祉会館の前のバス停で二人の少女が楽しそうに手話で会話をしていました。太陽が少女の指先を反射するように照らして、言葉をつむぐと歌うより希望の光をつむいで居る様に思えました。宜しくお願い致します。


短歌に詠むのに恰好な情景ですね。

添削:
雨上がりバス待つ二少女手話交はす指にてひかりをつむぎ合ふなり」(すめ-ちゃん)

(いい歌ですね。)


味噌汁2008/09/27(土曜)

「朝な朝な父母に味噌汁作りにしこのときわれは既に老人」(広)
あまり孝行はできませんでした。「汁」にこだわっています。


添削例:
朝な朝な父母に味噌汁作りしかなそのとき子としての幸を味はひき」(広)

(この添削歌なら、いい歌です。)


2008/09/27(土曜)

「露しとど尾花が重く穂を垂れて瞑想するごと朝の日を待つ」(夢子)
朝露で身動き出来ない尾花を見て詠みました。


これは早朝で、まだ日が昇る前のことなのですね。

添削:
しとどなる露に尾花が穂を垂れて物思ふごとし 日出づる前」(夢子)

(添削歌の形で)いい歌ですね。)


ふたりぶん2008/09/12(金曜)

二人分の食事作るは幸せと癌病む夫を持つ友の言ふ」(アン)
確かにそうだと気づかされました。


一方が亡くなれば可能で、二人だから「二人分の食事」を作る、ということですね。ご夫君が癌を病んでおられるならなおさら、二人居ることの幸いを感じられるのですね。淡々と詠まれながら奥のある、いい歌ですね。


幸せ2008/09/09(火曜)

絵手紙にわが手を描きつつふと思ふこの手のひらにある幸せを
( 桐子)
教室でのモチ-フは〈手〉でした。大きな手ではないけれど、たく
さんの幸せをもらっているなぁ。。。よろしくお願いいたします。


高村光太郎の彫刻に、有名な<手>がありますね。いい歌です。


番蝶2008/08/29(金曜)

盆も過ぎて急に涼しくなってきました。もう今年も後半に入りました。年月の過ぎるのは老いには寂しう御座います。其れに「添削教室」のメンバ-も、スッカリ変わってしまいましたたね。2001年当時の、桐子さん、酔狂さん、あゆ子さん、かすみさん、nanamiさん、幸乃さん、ビアンカさん、裕紀さん、西妙子さん、まだ他にも沢山居られましたが、今頃どうして居られるのでしょう。懐かしゅう御座います。何時までもモタモタと進歩の無い歌作りをしながら永居している私が恥ずかしくなりました。今日も其の進歩のない歌一首投稿しまし宜しくお願いします。
投稿:「秋の陽の静かに満る玻璃窓に番蝶「こん」と当たり離される」(多朗)


1年の後半は7月からですし、今はもう8月下旬ですから、とっくに後半に入っています。「001年当時の、桐子さん、酔狂さん、あゆ子さん、かすみさん、nanamiさん、幸乃さん、ビアンカさん、裕紀さん、西妙子さん、まだ他にも沢山居られましたが云々」には驚きます。どこかにメモしておられたにしても、ここまでよく覚えておられるとは・・・。ただ、桐子さんは今でも時々投稿されます。nanamiさんも永く続けられた方で、またひょっこり来られるかもしれません。ここは、来られるのも来られないのも全くご自由ですが、しばらく続けられた方々のお名前を改めて聞くと、おっしゃるように懐かしいです。多朗さんは、コクのある作品をものされます。今回のお作もそうですね。これは、室内から見ておられるのでしょうね。

(旧仮名):
秋の陽の静かに満つる玻璃窓に番ひ蝶こんと当たり離さる」(多朗)

(いい歌ですね。。。)


負けた2008/08/28(木曜)

酒豪の血を引いた息子の飲みっぷりに夫は「負けた」とうれしげに言う」(微笑女)
ご旅行ですか。どうぞのんびりなさってください。
昨日投稿の続編です。主人の父方も私の父方も酒豪の家系ですが、主人はあまり強くありません。息子も強くはなかったのですが、付き合いを重ねているうちにかなり強くなったようで、主人よりもはるかに多く飲んでもケロッとしています。主人は息子が追い越していくことがうれしいようで、息子が帰ってから「あいつもいつの間にやら大人になったなぁ!酒も強くなったし、オレがあいつの年には考えもしなかったことを考えている」と言ってました。


会社勤めでは付き合いが多く、酒が飲めないと大変苦労するようですが、息子さんは「酒豪の血を引い」ておられるとのこと、よかったですね。とはいえ、何ごとも程度問題。酒も過ぎれば身を滅ぼしましょう。そのあたりの自己制御が大切と思われます。(私事ですが、わたしの姪の婿は商社マンでしたが、酒豪で、酒量過多と、仕事上のストレスの蓄積もあったでしょうが、若くして(30歳)膵臓癌で急死しました。)お作、うまくまとまっています。いい歌ですね。


木洩れ日 2008/08/20(水曜)

納骨の読経を終へし墓地静か 並ぶ卒塔婆を動く木洩れ日」(愛)
先日、母の納骨と初盆を済ませました。納骨の読経を終えた一瞬、蝉の鳴き声も止まり、木洩れ日だけに動きを感じました。先生、今日もよろしくお願いします。


お母さんにまつわる様々な想い出、また思いが脳裏を駆け巡っていたことでしょう。。。その真摯で神妙な思いがこのお作に乗り移っているようです。よく詠まれました。いい歌ですね。


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