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梧桐学の「良い歌ですね」

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*--- 短歌の題名 ---*
1. 朝の散歩   夏の日差し    青春と病   歩く速さ   耳を澄まして    鈴の音    盆提灯   良歌   メ-ル   翁長雄志
2. ねむり姫   睡蓮   S L    五月の風   交換日誌    蕗の薹   水仙    老い二人    三年間は   
3. 車椅子   洗濯もの   鉄杭   妻の   点滴   麦秋   傘寿   春の息    清みゆく   枝垂れ桜
4. 脳梗塞   胸の傷跡   年賀状   冬のひかり   大根   月光   百千鳥    スタ-トペ-ジに   さざ波   淡雪
5.無情の雨   姉妹   大根   花火   秋晴れ   息子   秋風    天人菊    図書館   千の風
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脳梗塞2017/03/10(金曜)

>「告げられて調べるうちに「梗塞」とすらすら書けるは少し悲しく」(うけらがはな)
>突然脳梗塞と知らされ、検査の日々でした。難しい所で薬治療となりました。久しぶりの添削お願いで仕方を間違えました。。

脳梗塞ですか・・・。ごく軽いものなのでしょうね。こうして作歌し投稿さえされるのですから、大丈夫ですね。お作、よく詠まれています。もっとも、案外にすらすらと出来た一首だろうと思いますが。このままでいい歌です。


胸の傷跡2017/01/19(木曜)

>「今日で丸一年と妻しみじみと胸の手術の傷跡すさまじ」(遊泉)
>左肺に転移したがんを切除して一年が経ちまして、妻がしみじみ呟きました。三度に及ぶ手術の傷跡が哀れに思います。

想像するだに痛々しいですね。

添削(新仮名):
「しみじみと妻がつぶやく「手術受けて今日で丸一年」。胸の傷あわれ」(遊泉)

(いい歌です。)



年賀状2017/01/15(日曜)

>「五十年会うことも無き友の生存証明のごと年賀状来る」(タイム)
>もう随分と会っていません。多分生涯会うことはないと思います。よろしくお願いいたします。

年賀状が「生存証明」になると。高齢になるにつれ、そのように割り切る人も居るようです。

添削:
「半世紀も会はざる友より賀状来る、まるで生存証明のごとく」(タイム)

(いい歌だと思います。)


冬のひかり 2017/01/11(水曜)

> 眠る児の頬に静かに満ちてゆく冬のひかりよ祈りのように(あざみ)
> 障子>「眠る児の頬に静かに満ちてゆく冬のひかりよ祈りのように」(あざみ)
>障子を通したひかりは優しくとても神々しく感じました。宜しくお願いいたします。

とても佳い場面を詠まれましたね。

添削(新仮名):
「障子越しの冬のひかりが眠る児を静かに包む 慈母観世音」(あざみ)

(いい歌ですね。)


大根2016/11/06(日曜)

>「大根の青首おろせば青白き汁輝きぬ紅葉冷えの夜」(あざみ)
>今日は風が冷たい一日でした。甘い大根おろしが食べたくなりました。甘くはなく辛かったのですが。宜しくお願いいたします。

季節は、急速に晩秋から冬へ向かっていますね。「紅葉冷え」は、あざみさんの造語ですね?

添削:
「大根の青首おろせば青白く汁輝きぬ紅葉(もみぢ)冷ゆる夜」(あざみ)

(読むからに冷えてくる感じがするお作、いい歌ですね。)


月光2016/08/16(火曜)

>「床覆う月光の海に一歩踏入りて亡父母迎こう」(あざみ)
>迎え盆の夜、月光がきれいに差し込み、青い海のようでした。宜しくお願いいたします。

お盆を、このように詠まれ、新鮮です。

添削:
「家覆ふ月光の海にいざ一歩踏入りて迎へむ亡き父母を」(あざみ)

(印象的ないい歌です。)


百千鳥2016/07/24(日曜)

>「杖突きし夫と野に聞く百千鳥よみがえり来るもろもろの声」(アン)
>野原に来て、夫といろいろな鳥の鳴き声を聞いていると、昔のことが思い出されます。

情景はよく想像出来ます。。。

添削:
「杖つける夫と百千鳥を野に聞けばよみがへり来る千の過去の声」(アン)

(いい歌です。)


スタ-トペ-ジに2016/05/05(木曜)

>「不幸なるニュ-スが人の興なりやネットの最初に不幸が並ぶ」(広夢)
>御指導ください。

このようにいい歌を詠まれる。この添削サイトはもうご卒業です。


さざ波2016/04/23(土曜)

>「さざ波に夕日の映えて鴎飛ぶ生れし子あり逝きし人あり」(あざみ)
>さざ波立つ夕日の海を見ていると、人類を育んでいる、小さくは私の家族も恩恵を受けていると感じました。宜しくお願いいたします。

人の世界もまた自然の一部ですから・・・。

添削:
「さざ波に夕日きらめき鴎飛ぶ。いま逝く人あり生まるる子あり」(あざみ)

(いい歌です。)


淡雪2016/03/14(月曜)

>「春の色川面にひかり淡雪をやさしく受けて静かに流る」(あざみ)
>河の色が変わってきました。淡雪もやさしく溶けていきました。宜しくお願いいたします。

春ですねぇ。。。しかし、まだ雪はちらついているようですね。お作のままですと、結句の「流る」の主体がはっきりしません。ですが、最小限の添削で済みそうです。

添削:
「春の色に川面はひかり淡雪をやさしく受けて静かに流る」(あざみ)

(いい歌です。)


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