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梧桐学の「良い歌ですね」

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*--- 短歌の題名 ---*
1. ガッツポーズ   正夢   幻の家族   お盆の後   遺影   ビ-玉   墓洗ふ   あるときは    朝の散歩   夏の日差し
2. 青春と病   歩く速さ   耳を澄まして    鈴の音    盆提灯   良歌   メ-ル   翁長雄志    ねむり姫   睡蓮
3.S L    五月の風   交換日誌    蕗の薹   水仙    老い二人    三年間は       車椅子   洗濯もの
4.鉄杭   妻の   点滴   麦秋   傘寿   春の息    清みゆく   枝垂れ桜    脳梗塞   胸の傷跡
5.年賀状   冬のひかり   大根   月光   百千鳥    スタ-トペ-ジに   さざ波   淡雪   無情の雨   姉妹
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よくあること - 26 2008/06/03(日曜)

還らざる日々を恋ひつつ髪を梳く鏡にうつる八角時計」(桐子)
鏡台の前に座ると後ろの時計が映ります。左回りに進む針に心を乗せて時を遡る。。。よろしくお願い致します。


なるほどねぇ、鏡に映る時計の針(ここでは秒針?)は反時計回り(つまり左回り)ですね。それに気付かれ、時を過去へ遡るイメ-ジを得られたのですね。それで、お作の初二句の表現が生まれた・・・。ここでは、鏡台に映る時計ですから、ご自分の顔と一緒に映っているのでしょう、そのことを併せてこの初二句を読みますと、その意味が一層深まるようです...(^_^)。結句の「八角時計」は印象が結構強いですから、読み手の注意が分散され、この歌に籠めようとされた当初のご意図が薄れるようです。そこが惜しいですね。

添削(改作例):
髪梳きつつ還らざる日々恋ひてをり鏡に映る時計の逆進」(桐子)

(いい歌ですが、モチ-フがやや複雑で、読み手に直ぐには理解されない?)


空も雨も 2008/06/02(月曜)

銀鼠の空も小雨も優しくて視界をさえぎる傘閉じ歩く」(微笑女)
先週1週間は会社の仕事が忙しくってかなり疲れ、土曜日の天候は私にとっては、癒しの一日になりました


仕事が忙しいときは疲れますし、周囲の自然に目をやることもほとんどないですね。

添削(新仮名):
銀鼠(ぎんねず)の空からやさしく小雨降る顔上げ歩こう傘なぞ閉じて」(微笑女)

(いい歌ですね。)


紅の薔薇 2008/05/29(木曜)

花びらを踏みて気づけり門灯のあかりに浮かぶ紅の薔薇」(すめ-ちゃん)
帰宅の夫を出迎えるため玄関に向かいました折、迂闊にも薔薇の花弁を踏んでしまいまして、見上げると真紅の薔薇が門灯の明りに浮かんで咲いていました。すごい!暫く忘れていた庭の花達に詫びながら心に余裕を持って生きて行かねばと反省いたしました。宜しくお願い致します。


花も応援して呉れているのでしょう、身の回りにたくさん美しいもの楽しいことなどなどあることをそれとなく示して・・・。

添削:
迂闊にも花びらを踏み見上ぐれば門灯に浮かぶ紅の薔薇」(すめ-ちゃん)

(いい歌ですね。)


夕映え2008/05/22(木曜)

楠の間(あわい)をぬけて夕映えが夫の描きし港を染める」(すめ-ちゃん)
我が家を覆う大楠の間をぬけて夕日が差し込み、夫が描いた油絵がオレンジ色に染められ、いつもの港の風景が幻想的な美しさに変わり、見とれて居りました。宜しくお願い致します。


ご夫君は油絵を描かれるのですね。すめ-ちゃんさんといい、芸術家一家ですね。お作、捉え所がいいですねぇ。日常的に見ておられるご夫君の<港の風景>の油絵が夕映えの染められて、いつもとは違った「幻想的な美しさ」を帯びた瞬間を詠まれた・・・情景の美しさだけではなく、ご夫君への愛情がにじみ出て来ます。いい歌ですね。

添削:
大楠(おほくす)の間(あはひ)を抜け来る夕映が夫の画中の港を朱に染む」(すめ-ちゃん)


握手 2008/05/09(金曜)

息子から差し出す右手をその父がしっかり握る夕映えの中」(微笑女)
結婚した息子が連休に私達を招いてくれまして、数時間を楽しく過ごしました。帰り際、駐車場で息子が主人に握手を求めまして。「ありがとう」「頑張れよ」とひと言づつでしたが、お互いの気持ちは充分通じ合っているだろうと。


新婚の息子さんがご両親を招(よ)ばれたのですね。親父と息子、手を握り合うだけでお互いの心は十分伝わりますね。その場面を詠まれた・・・。お作、よく詠めていますが、「その父」という言い方が、作者・微笑女さんからみて第三者みたいで惜しいですね。

添削:
息子から差し出す右手を父である夫が握る夕映えの中」(微笑女)

(いい歌ですね。)


孫の机 2008/05/06(火曜)

わが物となりたる机の抽斗より孫の鉛筆転がり出で来」(すめ-ちゃん)
孫の入学祝いに買ってあげた机が私の所にやってきました。座敷机に向かってパソコンをしていましたが、膝を痛めて正座が困難となり、不要になった孫の机をこの連休に運んで来て呉れ、部屋の模様替えも子供たちでやって呉れました。一年生の気分で机に向かっております。宜しくお願い致します。


悪い膝には椅子が一番ですね。それにしても、お孫さんに買われた机(と椅子)が、そのお孫さんのところから舞い戻ってきたとは驚きです。まわりの子供さんたちも大いに応援してくれていますね。お作、このままで十分です。いい歌ですね。


夕日2008/05/01(木曜)

電柱とビルの間に挟まれて動きとれない夕日の紅さ」(小百合)
ひょいと西を見ると、夕日が赤くなかなか沈まず挟まれたようでした。


面白い(傑作な)感覚と表現ですね。夕日は、見ているとなかなか沈んでいかないように思われますね。暮れ泥(なづ)む、という語がありますが。一方、他のことをやっていると、気付いたらもう沈んでいた、みたいなことになるのですが。。。お作で、夕日(つまり夕刻の太陽)が紅色なのですね?周辺の茜色を言っておられるのではなくて。

添削:
電柱とビルの間に挟まれて動きのとれない真っ赤な夕日」(小百合)

(いい歌ですね。)


母との別れ2008/04/22(火曜)

ケ-キ屋の角で手を振り娘から妻に戻りて家路を急ぐ」(すめ-ちゃん)
夕方、ケ-キ屋の曲がり角で見送りに来てくれた母に手を振り別れました。そこから駅が見えていますので小走りに夫の待つ家路に向かいます。母の娘から妻に戻る割り切れない寂しい気持ちを詠いましたが、上手く表現することが出来ません。宜しくお願い致します。


一読で、正直この歌から寂しさは読みとることはできませんでしたが、いや、お上手です。「上手く表現することが出来ません」などとはとんでもないです。いい歌です。ご自分が不満なのは、おそらく今わたしが申したことのゆえでしょうけれど。寂しさがなくても、いい歌です。この歌はこれで十分です。


確かな位置2008/04/19(土曜)

わが兄の享年となりし歳をいま夫は確かな位置にて歩む」(微笑女)
今までに度々詠んでいる私の兄は62歳で他界しました。2週間ほど前、夫は62歳になりましたが、日々元気で暮らさせていただけることに感謝しています。まだまだ存在が大きく絶対的な位置にいてほしい夫です。

ご夫君に対するこの絶対的な信頼感!・・はまた愛の深さ。。。

添削:
つひにわが兄の享年の歳となる夫(つま)なほ確かな位置占めて歩む」(微笑女)

(いい歌ですね。)


母の想ひ2008/04/09(水曜)

空想と回想のあわいに居る母が時に現で我が名を呼べり」(すめ-ちゃん)
母は縁側の籐椅子に優しい眼差しで座って居る時間が長くなり、会話も何時の事?と思う話が多くなりましたが、只ニコニコと相槌をうって母の傍で聞いています。時々私の名前をはっきり呼んで「弱いねえ」と病弱な私を悲しそうに見つめます。笑顔で元気よと言っておりますが、母親として何かを感じているのでしょうか、宜しくお願い致します。


お母さんにとって何とまあいい娘さんでしょうか・・・。そのお母さんに「弱いめぇ」と言われて、一瞬たじろぐ思いだったことでしょう。母は自分のすべてを見透かしていると。

添削:
空想と回想の間(あはひ)に居る母が時には現に我が名を呼べり」(すめ-ちゃん)

(いい歌ですね。)


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