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梧桐学の「良い歌ですね」

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*--- 短歌の題名 ---*
1. 青春と病   歩く速さ   耳を澄まして    鈴の音    盆提灯   良歌   メ-ル   翁長雄志    ねむり姫   睡蓮
2.S L    五月の風   交換日誌    蕗の薹   水仙    老い二人    三年間は       車椅子   洗濯もの
3.鉄杭   妻の   点滴   麦秋   傘寿   春の息    清みゆく   枝垂れ桜    脳梗塞   胸の傷跡
4.年賀状   冬のひかり   大根   月光   百千鳥    スタ-トペ-ジに   さざ波   淡雪   無情の雨   姉妹
5.大根   花火   秋晴れ   息子   秋風    天人菊    図書館   千の風   カレンダ-    鼓動
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母の日に2009/05/31(日曜)

ばばちゃんはかあちゃんと同じだからねと母の日肩をたたいてくれた」(春草)
孫娘の言葉が嬉しくて思わず抱きしめました。同居しているといいことばかりではありませんが、こんな事で毎日が何とかやっていけるのでね。


孫の世話で、新米おばあちゃん奮闘記ですね・・・。お作のようないいこともありますね。

ばばちゃんはかあちゃんと同じだからねと<母の日>に肩をたたいてくれた」(春草)

(つい微笑む、いい歌です。)



お下がり2009/05/28(木曜)

お下がりの都会の電車走りいる緑に染まる秩父鉄道」(タイム)
過疎地の鉄道は乗客が少なく、赤字続きのようです。盆地の緑の中を走っています。


小規模の地方鉄道は、経営難からずいぶん廃線になってきましたね。その土地の人たちにしてみれば、寂しい限りだと思われますが。。。

添削(口語新仮名):
お下がりの都会の電車が走っています。緑に染まる秩父鉄道」(タイム)

(「お下がりの都会の電車」がいいですし、また「秩父鉄道」という固有名詞も効いています。いい歌です。)


父母-32009/05/20(水曜)

「財産はあなただけしかなかった」と 傘寿の母は引き揚げを語る」(矢車草)
私たち親子は終戦後、大連から引揚げてきました。私は収容所の中を駆け回っていたそうですが、記憶はありません。3歳頃の引揚者寮の生活は覚えています。親の有難さは言葉に尽くせません。


大連から引揚げられたのでしたか。本土を踏まれたのは舞鶴港で、でしょうね?その頃ご両親にとって、子供の矢車草さんが財産であり宝だったわけですね。そして、それ以外は無一物だったと。大変苦労されたことでしょう。「親の有難さは言葉に尽くせません」と言われること、分ります・・・。

添削:
「「財産はあなた以外には無かった」と傘寿(さんじゅ)の母は引き揚げを語る」(矢車草)

(いい歌ですね。)


一日2009/05/19(火曜)

今日一日(ひとひ)無事なれば良し一合の米をばぎゅっと力込め研ぐ」(タイム)
色々ありますが、今日一日が無事過ごせればと。。。


世の中のことは達観しておられるのでしょう。。。お作、(特に後半が)うまく詠まれています。タイムさんは(埼玉在住の)60代後半の女性ですね。
添削:
今日ひと日無事ならば良し一合の米をばぎゅっと力込め磨ぐ」(タイム)

(いい歌ですね。)


5月の空2009/05/07(木曜)

夫逝きし五月の空は高く澄み 届かぬ想い叫んでみたし」(いいか)
添削有難うございます。夫が逝って4年目になりますが、元気な時に沢山の(ありがとう)を言っておけばよかったと、思います


今からでも遅くないのでは?このお作のように大声で「ありがとう!」と叫ばれては?きっとすっきりとすると思います。また、きっと亡きご夫君に届きましょう。要は、心の問題ですから・・・。

添削:
夫逝きし五月の空は高く澄む「ありがとう!」と叫んでみたし」(いいか)

(いい歌です。)

自分の気持ちが、はっきり出て良い歌になりました。
必ず何時か「ありがとう」と、叫びます。
添削有難うございました。



文の束2009/04/14(火曜)

若き日の夫と交はしし文の束ときにひもとく介護の日々に」(ちづる)
夫の介護に疲れたときは、むかし交わした手紙をひもといて、気持ちをリセットしています。よろしくお願いいたします。

すべてがラブレタ-ではないのでしょうが、今からすれば全てがラブレタ-ですね?

若き日に夫と交はしし文の束ときにひもとく介護の日々に」(ちづる)

(いい歌ですね。)


鶯の声2009/04/11(土曜)

武芸川も桜が満開で、春らしい陽気が続いています。朝の散歩も少し早くなり、六時頃から一時間掛けて廻ります。山路に入ると、途端に鶯の声が彼方此方から聞こえて来て心癒されます。
投稿:「鶯の声透り来る杉木立しずかの聞けば谷渡りせる」(多朗)


この前、木曽川沿いの灌木林で鶯の鳴き音を聞きましたが、山の手でしたら、今さかんに鳴いているのでしょうね、谷をあちらこちらに渡りつつ・・・。

鶯の声透り来る杉木立しづかに聞けば谷渡りせる」(多朗)

(透き通りつつこだまする鶯の声が聞こえてくるような一首ですね。いい歌だと思います。)


終の棲家2009/04/10(金曜)

騙されて終の棲家を失ひたる老人もをり老いるも難し」(広)
短歌では第4句の言葉が大切と聞いていますが、なかなかそのようにはいきません。毎日添削を願ってすこしづつ分かってはきております。これからも何卒御指導ください。


注意力が鈍くなった高齢者を狙った詐欺事件が多発していますね。困った世相です・・・。お作では、その世相の一断面をよく詠まれています。

添削:
騙されて終の棲家を失ひし老人もをり老ゆるも難し」(広)

(いい歌です。)


義母22009/04/10(金曜)

まだ温い義母の身体を撫ぜながら呼べば応えて起き上がりそう」(つれづれ)
まだ身体の温みがあり、穏やか顔の義母は・・・。直後の歌です。よろしくお願いします。


生々しいご臨終の図ですね。お作、実際にお義母さんがヌッと起き上がられるかのように思えます。

添削:
まだ温い義母の身体を撫でまわす呼べば応えて起き上がりそう」(つれづれ)

(いい歌です。)


2009/04/01(水曜)

リビングの明かりが窓に映るころしじに轟く春の雷(いかづち)」(ちづる)
夕方、ものすごい雷鳴が続きました。窓ガラスに映っているペンダント式の明かりが、震えているようにも見えました。よろしくお願いいたします。


まさに春雷ですね。大陸の方から寒気団がやって来て暖気とぶつかり、気象が不安定になっているようですね。お作で、「しじに」は「繁に」で、「間断なく」の意味で使われたのでしょう。普通は空間的な意味で使うのでしょうが。「リビングの明かりが窓に映るころ」は、部屋内の照明が外より明るくなる、暮れかかった刻限を表わして、すぐれた表現ですね。

添削:
リビングの明かりが窓に映るころ轟き止まぬ春の雷(いかづち)」(ちづる)

(いい歌ですね。)


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