2007年2月17日 / 最終更新日時 : 2007年2月17日 yukokyousitu 字余り字足らずについて 読んで気にならない程度の字余り 「白妙の木蓮ひとつ春あらし吹くわが内にひそやかにあり」(麻里子) 実家のある横浜では,もう白木蓮がほころびかけているそうです。東京に春一番が吹いた頃,私の心の中にも同じような風が吹き荒れていました。その心の中に密やかに咲 […]
2007年1月19日 / 最終更新日時 : 2007年1月19日 yukokyousitu 漢字とひらがなの使い分け 数字の書き方 「悪夢とも思へるやうな震災の一日を思ふ12年過ぎしも」(瑞希) あおぎり先生、こんばんは?!♪今日、1月17日は・・・日本国民にとって、忘れもしない・・・「阪神淡路大震災」の起こった日ですね。多くは、語りませんが。。。た […]
2006年11月15日 / 最終更新日時 : 2006年11月15日 yukokyousitu 感動を詠む 単なる事実報告? 「丸ごとに柿をかじれば半渋でシブシブ顔して種だけ捨てる」(伊那佳)No.2 最初は:「丸ごとに柿をかじれば半渋でもったいないのでシブシブ食べる」No.1 *本当はNo1が実感でしたが<もったいないので>がセコい感じもする […]
2006年11月5日 / 最終更新日時 : 2006年11月5日 yukokyousitu 短歌の添え書きについて 説明書き 「トマトになり人を待たせる18分これが限界サラダになれぬ」(遊葉) 約束の行き違いで、人を待たせてしまい待ち合わせ場所に電車で向かいました。突かれたらプチンとはちきれそうなほど早く着いて欲しいと張り詰めた車中の18分。柔 […]
2006年10月10日 / 最終更新日時 : 2006年10月10日 yukokyousitu 止めについて 重複させないようにして空いた1句分 「食卓に加熱二分とメモのあり昼の一餉と妻は書きゐし」(比叡) 退職後お互いに入れ違いの事があります。帰宅後妻は不在で簡単な電子レンジの用意がしてありました。結句のゐしですが、ゐきか、ゐつか迷います。また3句と結句がダブっ […]
2006年8月17日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 固有名詞の使いかた 現実感を与える固有名詞 「甘き香に惹かれて見れば葉がくれに葛の花あり石畳道」(宋見) [足柄の箱根の山に延ふ久受(くず)の引かば寄りこねしたなほなほに・万葉集] 我が家から少し登れば箱根旧道の石だたみ路にさしかかります。万葉に詠われているように […]
2006年8月9日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 表記について 我が と 吾が 「同病の友をいたわる母親のまなざしに我が<むかし>を想う」 (麻里子) 添削: 「まだ癒えない病友いたわる母親のまなざしに吾があの頃想う」(麻里子) どうもありがとうございました。推敲が足りず,意味のわからない歌になって […]
2006年8月5日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 止めについて 最後が開いた表現なので途中で一度閉める 「繁繁と鳴く蝉の声夕暮れの河原の道は仄明かりして」(アン) 夕焼けの空が美しかったのですがそれはもう歌い尽くされている気がして。 初句「繁繁と」は「しげしげと」と読むのでしょうか?「鳴く」と言われれば「声」は不要では?最 […]
2006年8月4日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 連作について 三十一文字一首で詠みきれない内容? 「いつまでも食卓にあるDMのように夫婦はそれぞれにいる」(優子) ダイレクトメールやフリーペーパーをすぐに捨てればいいのに。ついついテーブルの片隅に置いたままになっていつしか山に。先日、夫とちょっとシリアスな話になり、ほ […]
2006年7月26日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 歌集について 色々な歌集 「?パラダイスと封筒に書いてこの手で届け行きたし」(湊) 忙しさと、歌集を色々と読んだら何を短歌にしていいか、どんどん迷っているうちに時間が空いてしまいました。ご無沙汰してしまっていますが、また見て戴けますでしょうか? […]