2006年5月2日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 5.文法などについて 咲き満つる 「ハナミズキ咲き満つ路をそぞろゆくポトマック河畔のサクラを胸に」(がんてつ) アメリカから贈られたというハナミズキですが、今では並木としてアチコチの路で美しい花を魅せてくれています。一方アメリカへ渡ったサクラも、ポトマッ […]
2005年12月26日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 連作について 二首連作として生きています 「姑作る鎌倉彫りの器にて自身最期の元旦祝う」(たかこ) 「ままならぬ身体をおこし重詰を、美味しくきれいと言い呉れし姑」(たかこ) 昭和60年1/6日義母逝去いたしました。病院で死にたくないと言いその年の元日苦しむ姿お気の […]
2005年11月22日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 連作について 一首では無理 「巨大鍋三杯分の豚汁で心身温む義父の畑(はた)にて」(麻里子) いつも御指導ありがとうございます。義父は,市民農園で本格的に野菜を作っています。そこの芋煮会で,畑をやっている方々が豚汁を大量に作ってふるまってくださいまし […]
2005年10月21日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 連作について 一首一首が独立した短歌 「スティチールの簡易ステップ踏みしめて80m一気に下る」(文) ダムサイトでの説明の後、見学のためダム底まで下りました。この情景は独立した一首では意味を成しません。連作としてはじめて分かるのですが、連作の場合でも、やはり […]
2003年12月28日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 短歌と記号 短歌と記号 「雪の上にころんとひとつ栗の実が いのししたぬき食べにおいでよ」 (f_blueさん2003年12月28日) 青空がのぞく昼下がり、いつもの散歩道で、雪の上にぽつんとひとつだけ栗の実が落ちていました。高枝に残っていたもの […]
2003年4月19日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 短歌と差別語 短歌界固有の差別語表などありません 「乞食」と言う言葉は今では差別語ではないでしょうか?そうだとすると使用すべきでないと思われます。もっともこの歌の場合「ホ?ムレス」が相応しいとも思えませんが。 私が関係する医療界では使うべきでない差別語がとりわけ身体障害 […]
2003年4月6日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 短歌の添え書きについて 添え書きはなるべく簡潔を旨としたい 添え書きはなるべく簡潔を旨としたいですね。短歌というものは、短歌だけで、しかも本来一首一首で成り立つものです。歌が詠まれた経緯とか、背後にある作者の個人的な事情とは無関係に、歌の鑑賞者(読者)は自分の個人的な精神世界の中 […]
2003年4月5日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 短歌の添え書きについて 添え書きの文体 (添え書きをつけてみました。ところで、この添え書きは添削していただくためというよりは状況説明というか、これが無いと意味が通じない歌となっていますがそのあたりはいかがなものでしょうか?また、添え書きもこのように文体を同じに […]
2003年3月12日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 固有名詞の使いかた うまく使われた例 「萩寺と言へども今は境内に椿や梅がはなやかに咲く」 (渓水さん2003/03/12) 出張で日本に来られた折の作品とはいえ、最近ご投稿の短歌を拝見していますと、とてもカナダに住んでおられるとは思えません。心は日本ですね。 […]
2002年12月10日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 擬態語や擬音語について 歌ごとに判断すべき問題 本で読んだ中に、「ポツポツ」とか「ゆさゆさと」いった擬態語を使うと歌が幼稚になりやすい。とありましたが、先生はどのようにお考えでしょうか。(詩男さん2002年12月10日) 擬態語にも色々あります。一律に幼稚という言い方 […]