2007年2月19日 / 最終更新日時 : 2007年2月19日 yukokyousitu 歌に盛り込むべき最低限のものを明確にする 効いていない言葉 「ひろらなる水仙卿に人の波やわらかな香り春の日に映ゆ」(千草) 先日淡路島の灘黒岩水仙卿に行ってきました、海に面した斜面に500万本の野生の水仙を観賞して参りまして、その情景を詠ませて戴きました。宜しくご教授下さいますよ […]
2007年1月21日 / 最終更新日時 : 2007年1月21日 yukokyousitu 感動していることに照準を当てて語順を考える 言葉の順序 「夕映えの空をそびらに黒々と裸木の梢は繊細なりし」(アン) 細やかな枝が夕焼け空に浮き立って美しいなあと思います。 これは午後ウオーキングしているとよく見掛ける風景ですね。「黒々と」と「繊細」という写生が離れているのが気 […]
2007年1月21日 / 最終更新日時 : 2007年1月21日 yukokyousitu 感動を素直に お作は説明的? 「折々の喜怒哀楽を凝縮し三十一文字で思いを詠う」(ポエム) 日記代わりに短歌を詠うようになり、細々続けて来て、言葉を選び、リズム良く、簡単明瞭で素直な気持ちを、と思えば思うほど難しいと思う反面、その楽しさがわかりかけて来 […]
2006年9月25日 / 最終更新日時 : 2006年9月25日 yukokyousitu 作歌の姿勢や手法 区切れ 「秀吉にゆかりの深き黒金糯雄の老樹なり秋空に伸ぶ」(広) 秀吉が朝鮮に勢力を伸ばすため当地まで出かけた際に同人から授かったクロガネモチだそうです。老樹ながら今も立派で県指定の文化材です。これまで添削を受け,4句切れがいい […]
2006年9月17日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 作歌の姿勢や手法 作歌の姿勢や手法 「咲き誇りしむくげ衰え蕭条と茶室に雨の降る音を聴く」(宋見) 今日の茶花を考えて、夏の茶花「むくげ」がひとまわり小さくなり衰えを感じ、さてどう活けようかと茶室の外の秋雨の音を聴きながら考えております。いつも親切なご指導有 […]
2006年7月10日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 感動を素直に 感動を素直に いつも添削をありがとうございます。何度かしていただいて 気が付いたのですが みて感じたこと 感動したことを 素直にそのまま表すのが(今のところでは)いいのですね。そうやってみました。朝早く出かけようと思ったら門のところに […]
2006年7月5日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 客観視できるように 客観視出来るよう、ちょっと歌から離れて 「朝露を少し置きたる野の花ら摘みきて挿せばネコジャラシが揺る」(祥子2006/07/05) <前作> 「朝露を少し置きたる野の花の摘みきて挿せばネコジャラシは揺る」(祥子2006/07/05) 添削: 「朝露 […]
2003年2月25日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 焦点をあてる 歌の焦点 「花白き林檎の枝に腕たかく伸ばす農婦に夕光(ゆふかげ)さしぬ」 (真理子さん2003/02/25) 歌ですが、ご自分では気に入っている情景とのことですが、林檎の白い花に一つの焦点があり、農婦が腕を高く伸ばす姿勢につい読 […]
2003年1月22日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 焦点をあてる 歌の焦点 「職はなれこたつにはまり歌詠むに冬の日の出の光まばゆき」(詩男さん2003/01/22) お宅から海が見えるのですね。しかも東の海で、朝日が見られる。いいですねー。(そうか、神戸あたりならあり得ますね。)「まばゆき」か「 […]
2002年12月12日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 感動していることに照準を当てて語順を考える 推敲の仕方 「隣家より届けられたるブロッコリーは緑(あお)鮮やかに茹であがりたり」 (すみえさん2001年12月12日) 前三句がいま一つですが、後ニ句はいいですね。「茹であがりたり」と言い切って、感動を伝えることに成功しています。 […]