2002年3月30日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 漢字とひらがなの使い分け 一読してスムーズにいかないとき 「母恋て吾がゆびを吸う仔猫だきつ外の面の花ながめる夕べ」 (美雨さん2002年3月30日) 「だきつ」は「抱きつ」ですね。一読、このあたりがスムーズにいかない。こういう時は漢字表記がいいですよ。あるいは「いだく」を使うか […]
2002年3月29日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 語韻 余韻 語韻 余韻 について 「儚きは花のみにあらず ひとひらをうかべて恋し夫婦湯のみに」(桐子さん2002年3月29日) しんみりとした、いい歌ですね。「湯呑」だけではなく、そこに一片の花弁を浮べるなんて、心憎いですよ。それに前半が共鳴して、すばら […]
2002年3月25日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 漢字とひらがなの使い分け 「ひよどり」「鵯」 「満開の眞白きこぶしひらひらと、ひよどりピクピク花びらを喰う」 (池内隆子さん2002年3月25日) 窓から眺めていると辛夷の上にとまり2羽たべていました。何時もならあまり気にしないのですが、やはり短歌を詠うようになり素 […]
2002年3月23日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 語韻 余韻 語韻 余韻 について 「想い出の義母の遺せし桜花たまゆら揺れて花の散る迄」 (夢子さん2002年3月23日) 義母さんと何年一緒に生活されたのですかね。 義母さん手植えの桜ですか。どの程度成長しているのでしょう。 吾が職場の裏手に20年前に若 […]
2002年3月18日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 漢字とひらがなの使い分け 誤解を招く格好の例 「土手下にむれ咲く菜の花風に揺れ夕日を浴びて輝きませり」(ゆう子2002年3月18日) 結句「輝きませり」は「輝いていらっしゃいました」という意味だけれど、菜の花に対してはちょっと大袈裟では? 添削: 「土堤(どて)下に […]
2002年3月12日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 感動を詠む 短歌って何? 「こしひかり あきたこまちに ひとめぼれ それでも満足カリフォルニア米」(あいりさん2002/02/25) おはずかしいですが、これも短歌になるのでしょうか???初心者の恥じのかきすて。。宜しくお願いします。 というあい […]
2002年3月8日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 固有名詞の使いかた 固有名詞と添え書き 「ガリンコ号の行く手に群なすオジロワシ鋭き眼で一点を見つむ」 (白嶺さん2003/03/08) ガリンコ号は流氷観光船で、氷をガリガリと砕いて進むからこの名があるのですね。確かに<ガリンコ号>では意味不明と感じる読者もい […]
2002年3月7日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 擬態語や擬音語について カリリカリ 「カリリカリ小気味良き音鮮やかにりんごの笑顔部屋に飛び出し」(夢子さん2002年3月7日) 若い白秋はりんごを「さくさく」と表現しました。夢子さんは「カリリカリ」という。(あおぎりはこれに同感です。)ご主人はそれを羨んで […]