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梧桐学の「良い歌ですね」

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*--- 短歌の題名 ---*
1. 朝の散歩   夏の日差し    青春と病   歩く速さ   耳を澄まして    鈴の音    盆提灯   良歌   メ-ル   翁長雄志
2. ねむり姫   睡蓮   S L    五月の風   交換日誌    蕗の薹   水仙    老い二人    三年間は   
3. 車椅子   洗濯もの   鉄杭   妻の   点滴   麦秋   傘寿   春の息    清みゆく   枝垂れ桜
4. 脳梗塞   胸の傷跡   年賀状   冬のひかり   大根   月光   百千鳥    スタ-トペ-ジに   さざ波   淡雪
5.無情の雨   姉妹   大根   花火   秋晴れ   息子   秋風    天人菊    図書館   千の風
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2012/06/22(金曜)

「農に生れ農に生き来し百歳の母は眠りしままに逝きたり」(タイム)

農家に生れ農家に嫁ぎ働きづめの人生でした。前日まで元気で眠ったまま逝きました。このように死にたいものです。同じような歌ですみません。よろしくお願いいたします。


前夜床に就かれ、翌朝亡くなっておられたのでしょう。老衰による静かな死、理想的な死ですね。実母ではなく、義母さんと思いますが、敬慕され、いろいろと学ばれたこともあったのでしょうね。。。

添削例:
「農に生まれ農に生き来し百歳の義母(はは)なりある朝つひに目覚めず」(タイム)

(いい歌ですね。)


病む2012/06/20(水曜)

「病む床の枕辺に顕つ人のあり愛しき人の笑顔に目覚める」(未歩)

「通院に娘らの温みを身に受けて車窓に眺むる紫陽花の青」(未歩)

ここ数ヶ月間体調を崩して検査、検査の憂鬱な日々を過ごしております。宜敷お願い申し上げます。。


それはいけませんね。台風が襲ったりして、さらに不安でしたでしょう。お大事に・・・。


「病む床の枕辺に顕つ人のあり愛しき君の笑顔に目覚む」(未歩)

(いい歌ですね。)

添削:
「通院に娘らの温みを感じつつ車に眺むる紫陽花青し」(未歩)


雨戸2012/02/12(日曜)

「幾十度(いくそたび)雨戸の開け閉めなしたるや夕焼け小焼けのチャイム流れ来」(タイム)

朝晩雨戸の開け閉めをしています。今まで何回したことだろうか、又これから何度することだろうか・・。当地の夕方のチャイムは夕焼け小焼けです。よろしくお願いいたします。


一人住まいの侘びしさが出ています。生活とは何だろうという素朴な疑問に対する一つの回答を詠まれました・・・。いい歌です。


熱燗2012/02/08(水曜)

「帰り来てグイグイと飲む熱燗で冷えし心体瞬時に温む」(わっとも)

吹きさらしの駐車場での仕事が終わってから、家に帰って飲むコップ一杯の熱燗は、体だけでなく心まで温めてくれます。


「吹きさらしの駐車場での仕事」ですかぁ。大変でしたね。そんな仕事のあとの熱燗のおいしさは、最高でしょうね。旨い酒があるのではなく、旨いと感じる心身の有り様が大切、ということですね。

添削:
「帰り来てぐゐぐゐと飲む熱燗に冷えし心身は瞬時に温む」(わっとも)

(いい歌だと思いました。)


2012/02/13(月曜)

「霧晴れて畑に薄日の射す日和、鍬入る毎にサクリと土が鳴る」(玉章)
「畝たてて肥料施し耕せば春の畑に思ひ広がる」(玉章)

昨日奈良の畑に行きました。立ちこめていた霧が晴れて良い天気になり気持ちよく畑仕事に精を出しました。2首になりましたがよろしくお願い致します。「鳴る、広がる」と同じような止めが気になっています。。


充実しておられますね。

添削:
「霧晴れて畑に薄陽の射す日にて鍬入るるたびサクリと土鳴る」(玉章)
添削:
「畝たてて施肥をおこなひ耕せば春の畑に命ひろがる」(玉章)

二首ともいい歌ですね。


陽射し2012/01/15(日曜)

「母の部屋に温き陽射しのまだあればカ-テン閉めずに夕餉を作る」(アン)

太陽の光はどんな暖房よりも心地よいようです。


何と言っても、自然暖房が一番ですから・・・。ほっとするようなお作です。いい歌ですね。


蝋梅の蕾2011/12/24(土曜)

蝋梅の蕾ほどではあるけれど夕暮れ僅かに明るさを帯ぶ」(紗柚)
冬至を過ぎて少しですが夕暮れの明るい時間が伸びたようです。昨日は特に天気がよかったせいか明るさを実感しました。蝋梅の蕾もそろそろ膨らんできています。

日没が一番早かったのは冬至より少し(一週間ほど)前でしたからね。確かに、日没が日に日に遅くなっています。それをお歌のように表現されたのは、ちょっと意表を衝かれた感じがしました。お近くに蝋梅の木があるのでしょう。。。

添削:
冬至過ぎ蝋梅の蕾ほどなれど夕暮わづかに明るさ帯び来」(紗柚)

(いい歌ですね。)


木の手摺り2011/11/28(月曜)

いまは亡き父に作りし木の手摺り気づかぬうちにわれにも馴染む」(広)

「草木の名前をいちいち知りたくて妻から届く植物辞典」(広)

一首目・・父用でありましたトイレへの廊下の手摺りや風呂場の物が私にも役立つようになりました。二首目・・植物辞典は歌を作る際、あった方が良いです。今日も宜しくお願いします。


一首目:
今は亡き父にと作りし木の手摺り気づかぬうちにわれにも馴染む」(広)

二首目添削:
「草や木の名前や特徴を知るによき植物辞典が妻より届く」(広)



(一首目はいい歌ですね。)


ひとり言2011/11/09(水曜)

夕食の支度遅れてひとり言<もう少し待ってね>誰かに言いたし」(いいか)

一人は何事も気楽ですが、時々寂しくなります。


そのご気分、分かります。。。そのお気持ちが素直に詠まれていますね。


添削(口語新仮名):
夕食の支度遅れてひとり言「もう少し待ってね」って誰かに言いたい」(いいか)



(いい歌です。)


義母2011/11/08(火曜)

馬の背に揺られ嫁いで来しという二十歳(はたち)の母は百歳となる」(タイム)

20歳で義母は馬の背に揺られ峠を越え、南部長持ち歌と共に嫁いで来たそうです。色白でしみ皺もなく、美人で70歳と言っても良いようです。よろしくお願いいたします。


そうですか、その地方の歴史を背負って生きてきたようなご義母さんですねぇ。。。百歳にして「色白でしみ皺もなく美人で・・」ですかぁ。すごい人ですね。

添削:
二十歳(はたち)にて馬の背にゆられ嫁ぎ来し義母(はは)は百歳の美人におはす」(タイム)

(いい歌ですね。)


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