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梧桐学の「良い歌ですね」

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*--- 短歌の題名 ---*
1. 朝の散歩   夏の日差し    青春と病   歩く速さ   耳を澄まして    鈴の音    盆提灯   良歌   メ-ル   翁長雄志
2. ねむり姫   睡蓮   S L    五月の風   交換日誌    蕗の薹   水仙    老い二人    三年間は   
3. 車椅子   洗濯もの   鉄杭   妻の   点滴   麦秋   傘寿   春の息    清みゆく   枝垂れ桜
4. 脳梗塞   胸の傷跡   年賀状   冬のひかり   大根   月光   百千鳥    スタ-トペ-ジに   さざ波   淡雪
5.無情の雨   姉妹   大根   花火   秋晴れ   息子   秋風    天人菊    図書館   千の風
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車椅子2017/11/09(木曜)

>「「ありがとう」の微かな声にも嬉しくて妹の乗る車椅子押す」(りんこ)
>要介護4の妹の病状が少しでも進まないようにと、施設の庭を車椅子で回ったりしています。よろしくお願い致します。

逆ならともかく、妹さんの介護は(妹さんがあわれで)少々つらい面もありましょう。。。

「「ありがとう」の微かな声の嬉しくて妹の乗る車椅子押す」(りんこ)

(いい歌です。)


洗濯もの2017/11/07(火曜)

>「起き出でて洗濯物を先ずたたむ病める夫への土産のように」(アン)
>せめてもの、お土産だと思うことにしました。

たっぷりと心籠もるお土産ですね。

添削:
「起き出でて洗濯物を先づたたむ。今や病臥の夫(つま)への土産」(アン)

(いい歌ですね。)


鉄杭2017/09/22(金曜)

>「父が打ちし錆にまみれた杭を抜く50年を越え親子で仕事」(てつさん)
>50年ほど前に父が打ちこんだ鉄杭を抜きました。思いのほかしっかり打ち込んであり苦労しました。よろしくお願いします。

亡きお父さんを身近に感じられたことでしょう。。。

添削(新仮名):
「父が打ち今は錆まみれの鉄杭抜く50年前の父を感じつつ」(てつさん)

(いい歌です。)


妻の2017/08/13(日曜)

>「朝に来て白き目やにを拭きやりぬ妻のなし得る事のひとつと」(アン)
>われの為し得るとしましたが、妻に直しました。

直されてよくなりました。われ、つまり歌を詠んでいる本人は、多くの場合自ずから解りますね。それで却って煩わしく感じられたりしますので。いい歌になりました。



点滴2017/06/24(土曜)

>「ながらえて衰えゆくもあはれだと点滴のしずく落ちるを見つつ」(アン)
>医師より夫のおおよその余命は告げられていましたが、息子たちの必死のリハビリにより、だいぶ状態が良くなったと思います。嬉しい気持ちと裏腹に可哀想な気持ちにもなります。

ご本人はもとより、看取りの方々も頑張っておられますね。

添削:
「ながらへて衰へてゆくあはれさに点滴のしづく落ち止まずけり」(アン)

(いい歌ですね。)


麦秋2017/05/16(火曜)

>「峠から眼下に広がる黄金色(こがねいろ)。下って麦の秋の中帰る」(てつさん)
>麦秋となりました。麦刈りはまだですが、倉敷から総社に帰るとき、峠から広い何枚もの麦畑が見えます。よろしくお願いします。

一瞬、秋に見紛う景色ですね。

添削(新仮名):
「峠路で眼下に広がる黄金色(こがねいろ)、すなわち下り来て麦秋を帰る」(てつさん)

(いい歌です。)


傘寿2017/05/13(土曜)

> 手を取れば花開くように頬ゆるめおさなに帰り傘寿となりぬ(あざみ)
>施設に入っている人を、ボランティアで訪ねたときのことです。宜しくお願いいたします。

そうした場合でも、やはりスキンシップが大事なのですね。解ります。。。

添削:
「手を取れば花開くやうに頬ゆるめ幼(をさな)に還る傘寿の媼は」(あざみ)

(いい歌です。)




春の息2017/04/25(火曜)

>「雨の匂いほのかに立たせ公園の欅若葉は春の息する」(みえ子)
>さみどりの若葉から若々しい呼吸が伝わってくるようです。よろしくお願いいたします。

花花に混じって、新緑の息吹も春の鼓動を伝えていますね。

添削:
「ほのかなる雨の匂ひに公園の欅若葉は春の吐息す」(みえ子)

(いい歌です。)



清みゆく2017/04/23(日曜)

>「桜花咲き極まりて散ってゆく病み臥す夫の心清みゆく」(アン)
>元気な私より夫のほうが、よほど純粋に生きているように思えます。

そうした面もあるかもしれませんね。

添削:
「桜花咲き極まりて散るなべに病み臥す夫の心澄みゆく」(アン)

(いい歌です。)


枝垂れ桜2017/04/12(水曜)

>「打ち上がる花火の火の粉が散るごとし清雲寺しだれ桜の圧巻」(夏子)
>「600年枝垂れ花咲く清雲寺散りゆく桜のひとひらいとほし」(夏子)
>清雲寺の枝垂れ桜は散り始めたところでした、600年もの間美しい花を咲かせていることに感動でした。二首よろしくお願いいたしま

樹齢600年の枝垂れ桜は稀少で貴重ですね。BBSにアップされたその写真から、見事な姿がうかがわれます。(交配種でかつクロ-ンのソメイヨシノは100年もちません。)

添削例:
「今まさに爆ぜし花火のさまを模す清雲寺しだれ桜の圧巻」(夏子)
添削例:
「六百年、春ごと枝垂れ咲く桜 清雲寺にいま散るを急ぐか」(夏子)

(二首ともいい歌です。)


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