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梧桐学の「良い歌ですね」

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*--- 短歌の題名 ---*
1.   病む   雨戸    熱燗      陽射し   蝋梅の蕾   木の手摺り   ひとり言   義母
2.   遠花火      セシウム被害   朝顔の花   妻の死      おもちゃの金魚   花柄浮かぶ   新しい扉
3.雑草   時計   洋上慰霊に参加して   波のひかり   名前       温暖化   想い出   幼き頃   (新仮名)
4.空間   春の訪れ   洋上慰霊に思う   大晦日に   平均年齢    コポコポ      九十七歳   手話   十二月八日
5.ハロ-ワ-ク   眠る   クモの糸   幼子   重さ楽しむ   お盆   広島の蝉   故郷1・2   通り雨   草履
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新聞紙2006/01/28(土曜)

「明け方の冷気を含む新聞紙届けし人に感謝して開く」(紗柚)
たまに早起きしてかさりと新聞の届く音を聞くことがあります。ドアに新聞受けがついているため中からとることができますが、手に触れた新聞紙の冷たさで外がいかにに寒いかがわかります。最近はネットの普及や忙しさのために新聞をほとんど読まないという人も増えているそうですが、やはりインクのにおいのする新聞紙は好ましいものです。寒い日も大雨の日も毎朝届けてくれる配達の方に感謝です。


なるほどね、よく冷気に感応されましたね。いい歌だと思います。ただ「感謝して・・」が(勿論ご本心ですが)ちょっと気にはなります。こうしたお心はそれとなくほのめかされるといいでしょう。短歌の難しさですね。

「明け方の冷気を含む新聞紙寒風の中届けし人あり」

結句を「届けられたり」としようかと迷いました。我が家は五階にあり結構強い風が吹き付けるので「寒風」という言葉を入れてみましたが「冷気」という言葉とも重複するので問題があるようにも思えます。宜しくお願いいたします。


改作例:
「起き出でて新聞受けより抜き取りし朝刊ひんやり冷えて重たし」


氷柱2006/01/24(火曜)

「凍空に青白く照る半月に軒の氷柱は鈍く光れる」(白嶺)
家々の軒から下がっている氷柱が月光に光っているさまを詠みました。寒中の月には鋭い寒さを感じますが、鈍く光る氷柱にも一層寒さを感じます。添削よろしくお願いいたします。
先生には、年末、年始のご挨拶もせずに失礼いたしておりました。
>私、古希を記念して短歌を始めました。(道内の或る結社に所属し、また、一年遅れで先生のご指導をいただくとともに、本州の或る結社にも所属し、今日に至っております。)五月末には短歌を学び始めて満5年になります。5年を一区切りとして、これまで詠んだ短歌を冊子を纏めるべくそのことにのみ集中しておりました。一冊に纏める見通しも立ちましたので、これからまた、投稿をいたします。よろしくご指導下さいませ。よろしくお願い申し上げます。
 

それは大変な作業でしたでしょう。古希記念の歌集出版ですね。若い時ならともかく、60歳過ぎて作歌を始められて5年で一歌集を編まれる、そのご才能とご努力に敬服します。立派なご歌集(処女歌集)の上梓が待たれますね。今回のお作も、その充実感が伝わります。70過ぎて新人賞を目指して小説を書いておられる御仁も居られると聞きますが・・・。高齢何するものぞ、ですね。恩師宮柊二は70過ぎて(晩年に)青春を生きん、と詠んでいますが。それを地でいくかのように、今回のお作は瑞々しいです。

添削:
「凍空に青白く照る半月に軒の氷柱がするどく光る」(白嶺)

(透徹した写生詠ですね。)


日記2006/01/23(月曜)

「零歳の頃の日記を読み聞かせその喜びを吾子に伝える」(麻里子)
自分がただ存在することで,どれだけ周囲の人々に喜びを与え愛されてきたかを知ってほしくて,0歳の頃の日記を息子に読み聞かせてみました。今は5歳で,言うことを聞かなくて困ったり,怒ったりしなければならないこともある年齢になりましたが,ただただかわいくて,日々発見に満ちていた頃の甘い思い出が懐かしくなりました。


精神的に独立出来る年齢までは子供は母にとって分身のように思われるのでしょうね。何しろ10ヶ月も文字通り一身同体であったわけだし、妊娠中や出産の苦しみもあり、その後の育児の苦労もありますしね。こうしたことを納得させるお作であり、添え書きです。お子さんのゼロ歳の頃の「ただただかわいくて,日々発見に満ちていた頃の甘い思い出」とは、言い得て妙です。

添削:
「ゼロ歳の頃の日記を読み聞かすその喜びを五歳の吾子に」(麻里子)

(浮かび上がる母子像、いい歌です。)


雪化粧2006/01/08(日曜)

「かがやきて由布岳(ゆふ)も鶴見岳(つるみ)も雪化粧年の初めの風の明るさ」(愛)
商売(インテリア工事業)をしている関係で、年明け数日は問屋さんやお客さんの挨拶をうけたり、したりで、この頃になるとやっとゆったりした気分になります。今年の正月はとてもいい天気で、二〜三日前からの寒波で遠くの山々に雪が積もってきれいです。(豪雪地方の方々の苦労には胸が痛みます)


寒波の波状攻撃で由布岳も鶴見岳も雪化粧していますか。わがゆう子にも懐かしい光景です。ご商売はインテリア関係なのですね。年末年始は挨拶で超多忙であろうこと、推察出来ます。今年も元気で仕事の方をおやり下さい。お作、「雪化粧」の常套句が気になりますが、あとはいいですね。特に、後半がいいです。次のようにすると、それがもっと生き、いい歌になります。

添削:
「由布岳も鶴見岳(つるみ)も白くかがきて年の初めの風の明るさ」(愛)


噛みしめて2006/01/08(日曜)

「妻の炊く七草粥に籠められし「ALS(やまい)に克つ」を噛みしめて食む」(がんてつ)
お正月早々こんな歌でご免なさい。宜しくお願いします。


いえいえ、ご夫婦の正月ならではの力強い意志表明ではないでしょうか?いい歌ですね。


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