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梧桐学の「良い歌ですね」

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*--- 短歌の題名 ---*
1.   病む   雨戸    熱燗      陽射し   蝋梅の蕾   木の手摺り   ひとり言   義母
2.   遠花火      セシウム被害   朝顔の花   妻の死      おもちゃの金魚   花柄浮かぶ   新しい扉
3.雑草   時計   洋上慰霊に参加して   波のひかり   名前       温暖化   想い出   幼き頃   (新仮名)
4.空間   春の訪れ   洋上慰霊に思う   大晦日に   平均年齢    コポコポ      九十七歳   手話   十二月八日
5.ハロ-ワ-ク   眠る   クモの糸   幼子   重さ楽しむ   お盆   広島の蝉   故郷1・2   通り雨   草履
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こたつで2007/12/22(土曜)

おにぎりと番茶がおやつ帰国した君とこたつで母と子になる」(優子)
あおぎり先生。こんにちは。先週の土曜日、関空へ息子はトレ-ナ-姿に小さなリュックひとつだけかついで到着しました。すぐそこのコンビニにでも行くような軽装です。ビックリするなぁ。今の家にはこたつを出しています。息子はこたつのある生活をしたことがないので、とっても喜んでます。今日のおやつは小腹が空いたのでシソを入れた小さなおにぎりとお茶。こたつで息子と食べました。「で、今のシェアメイトはどこの人?」、と聞くと。「韓国、インドネシア、パプアニュ-ギニア、それとオレ、日本」。なんだか、不思議な気がします。そんな環境に息子がいることに。それにしても、こたつはいい。買ってよかったです。


息子さん、帰国・帰宅されましたか。安心の正月を迎えられますね。息子さん、すっかり国際人ですね。誠に貴重な経験を積んでおられます。近い将来、きっと役立ちます。お作、いい歌です。たまに投稿されてこれですからね、大したものです。



緑茶2007/12/08(土曜)

ようやくに私好みの緑茶のむ味は心の愛をかんじて」(小百合)
お茶を飲むのも自分好みの味になりました。

「愛」は「心」の一つの形ですから・・・。

添削(改作):
ようやくに私好みの緑茶のむその味は<愛>と言うほかはなく」(小百合)

(いい歌ですね。)



背伸び2007/12/02(日曜)

終着の電車は客を次々と吐き出だしつつ背伸びをなさん」(がんてつ)
池袋駅で折り返す電車を待っていましたら、満員の電車が到着し、どっとお客の群を吐き出しながら車高(床面)が高くなっていきました。乗客の重みで沈んでいたものが、元へ戻っただけのことですが、一仕事を終えて、ウゥ〜ン!と伸びをしたような・・・。


細かい観察眼ですね。実際、乗降客の重みで(車体全体、特に)乗降のドア側が少し沈みますね。ただ、お作からはそのようには読めないのが惜しいです。

添削:
終着の電車は客を吐き出だし背伸びするごと床をせり上ぐ」(がんてつ)

(いい歌ですね。)




ス-パ-に2007/11/07(水曜)

欲しき物我には無くてス-パ-に娘をおもひ孫をおもひぬ」(アン)
昨日は誕生日なので、好きなものを買って来るように言われても、さして欲しい物がなく、やはり娘や孫がいてこそ欲しい物もあるのだと思いました。

それが、お母さんあるいはおばあちゃんの偽らざる心情(かつ真情)なのでしょうね。ある程度高齢になり、さらに歳を取るにつれ幼さが戻り、人はやや自己中心的になっていくのも止むを得ないと、一般的には思われているようですが、ここではそうでもないことを示しておられます。

添削:
ス-パ-に来つれど欲しきもの無くて娘をおもひ孫をおもへり」(アン)

(いい歌ですね。)


反省2007/11/06(火曜)

子や孫の話の場にいて子なき人に淋しき思いさせてしまいや」(いずみ)
6人で食事をしました。その中に初めてお孫さんが生まれる方がいて ひとしきり子や孫の話でもりあがりました。ひとりMさんは独身の方です。私も孫はいますが、事情があり、いましたがという立場なので正直なところ仔細な話になるのは避けたいところです。覚悟して独身を選んだとはいえ淋しい思いで聞いていたのでは・・と,多人数の時は話題に気をつけなくてはいけないと思ったことです。

独身にも、自ら好んで、という場合もありましょうが、大抵は何らかの事情があって結婚(したくても)出来ずじまいという人なのでしょうね。結婚していても子供がないご夫婦もたくさんおられますが。いずれの場合でも、ある程度は納得しておられるのでしょうが、やはり大勢の場で子や孫についての話題が盛り上がるときはちょっとはつらいでしょうし、寂しさも感じられるでしょうね。その場合の心遣いについて詠まれたものですね。

改作:
子や孫の話が弾むはよしとして子も無き人にはつらき場ならずや」(いずみ)

(いい歌ですね。)


波飛沫2007/10/31(水曜)

裡にある決断ゆする波飛沫見下ろす英虞湾離れがたしも」(すめ-ちゃん)
先日、ニュ-スキャスタ-の鳥越さんが両肺の癌摘出手術を受けられた様子をテレビに見ていますと、夫が貴女もした方が良いのでは、と神妙な顔でした。こんなに心配して日々暮らしていたのか、夫や家族の心労も考えて今回の検診で手術の決断を主治医に伝える積もりですが、伊勢の旅に来て複雑な気持ちで英虞湾に立っていました。


すめ-ちゃんさんは今、第三者が入り込めない心的境地におられますから、何とも申し上げられませんが、手術を受けることを決断された以上、気丈に立ち向かって下さい。お作では、英虞湾で、うねりしぶく海面を眺めておられるのですね。複雑にうねりうごめく心を映しているようで「離れがたしも」なのでしょう。。。なお、写真をお褒め戴き、汗顔です。プロとはとんでもない、並のデジカメで撮ったものですので。。。がんてつさんもおっしゃっておられるように、天候に恵まれたことが幸いでした。お作からは、現在のご心境がそっくり伝わってきます。いい歌ですね。

添削:
裡にある決断ゆさぶる波しぶき見下ろす英虞湾離れがたしも」(すめ-ちゃん)



神無月雑詠-1 2007/10/11(木曜)

募金箱へ十円入れる老のあり宝くじへと列なす若者」(春雨)
社会福祉協議会の個人ボランティアに入っていますので、7日の午前に近くのユニ-にて、共同募金のボランティアとして参加して、募金を呼びかけていた時の一場面を詠んでみました。四句目は、最初「並ぶ若者」としましたが---。宜しくお願いします。


募金呼び掛けのボランティアをされてたのですね。そんな時、「老い」は「募金箱へ十円入れ」、若者は募金箱には目もくれず「宝くじへと列な」したのですね。宝くじを買うのは、夢を買うことだそうですが、共同募金には夢がないのでしょうかね。若者が心にもっとゆとりが持てる世の中になればいいですが・・・。実際は、募金されている場所と、宝くじ売り場とは関係ないかもしれませんが、下の添削歌ではくっつけてみました。

添削:
募金箱へ十円入れる老の横で宝くじへと列なす若者」(春雨)

(世相を抉った、いい歌ですね。)


露天風呂 2007/10/10(水曜)

露天風呂の湯に映りたる母の顔を揺らすがごとく鳴く蝉時雨」(すめ-ちゃん)
妹の運転で母を温泉に連れて行った時の短歌です。母の喜ぶ顔が湯面に揺らいで心地よいひと時を過ごして居ると、突然蝉の合唱に湯面に映る母の顔も揺らいで見えました。映りたると映りゐる迷いました、先生宜しくお願いいたします。


いい場面を捉えて、うまく表現されますね。すっかり上達されました。。。

添削:
露天湯に映りゐる母の笑顔さへ揺らめかせつつ蝉時雨降る」(すめ-ちゃん)

(いい歌ですね。)


母の苦労2007/10/04(木曜)

前後する母の話を繋ぎつつ又ひとつ知る母の苦労を」(すめ-ちゃん)
母の昔話しには時期も登場人物も辻褄の合はない事が多く、私なりに前後繋ぎあわせて聞いておりますと、若くして未亡人となった母の苦労が胸に応えます。「私は幸せ者よ」と口癖のように言う母の胸内を知ってしまったような、、、感謝と愛しさと複雑な思いが交差して涙が溢れてしかたありません。母を二度使いましたが、「母の話を」のところを 「昔話を」としていましたが意味が通じにくいように思いまして、宜しくお願いいたします。


そうですか、お母さんは「若くして未亡人」になられたのですか。家業のかたわら、女手一つですめ-ちゃんさんほかの子育てをされたのですね。苦労されたことでしょうけれど、またご立派です。また、お作で、「母」が重複するけれど(「昔話」とかではなく)あえて「母の話」とされた、それは「意味が通じにくいように思いまして」と理由をおっしゃる。全くそうですね。「昔話」では誰がそれを話しているのかが、ちょっとあいまいになってしまいますね。そこのところが「母の話」とすることではっきりとしました。このお作を読んだとき、最初は「母」が重複していることに気付かなかったくらいです。ここは「母の話」で正解ですね。それに、このお作、上手いし、いい歌ですね。


里芋の露2007/08/20(月曜)

宝石など我に無縁と存へて育てし里芋露を光らす」(愛)
里芋の葉が大きく広がって朝露を光らせています。暑い暑い朝の一服の清涼剤です。今日もよろしく御願いします。 

丹精こめて育てられた里芋の大きな葉に、朝露が光っているのですね。それは宝石の輝きに決して劣らないと。なるほどねぇ。。。

添削:
宝石など無縁のままに過ごしきて育てし里芋露を光らす」(愛)

(いい歌ですね。)


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