2004年5月25日 / 最終更新日時 : 2004年5月25日 gotohman 生活詠 今日の歌 「大都上空に麗人閉づる眼のやうな繊月、そして金星が並ぶ」 「靄けむる富士川の橋渡りつつ脳裏に富士山けざやかに浮く」 「しっとりと卯の花くたしに濡れて澄む東海道の水田地帯」 「集ひては議論を交はし楽しめる学会といふは不思議 […]
2004年1月18日 / 最終更新日時 : 2022年1月18日 gotohman 生活詠 今日の歌 木曾三川国立公園に妻と遊ぶ: 「若き歌友語る震災の嘆きさへ嘘のやうなる冬空の冴え」 「一三八タワーにのぼりたたなづく青垣山に小切子節(こきりこぶし)聞く」 「真青なる冬空を航(ゆ)く飛行機のすぢ雲幾重も交はりて伸ぶ」 「 […]
2003年12月16日 / 最終更新日時 : 2003年12月16日 gotohman 生活詠 今日の歌 「飛水峡、奇岩居並ぶ双壁の割れ目に深き藍色の川」 「妻と来ぬ 小春日和の日曜日ほかに人なきこの飛水峡」 「日々しとど枯葉おとせるメタセコイア先端はなほ緑(あを)きがままに」 「傍行けば鴨らぐわぐわ叫びつつ足取りよたよた吾 […]
2003年12月6日 / 最終更新日時 : 2003年12月6日 gotohman 旅行(ドライブ)詠 今日の歌 東京にて:- 「やたら梅に因める多しと思ひつつ湯島天神境内を歩む」 「大観やら栖鳳の凡作並べたる湯島天神宝物館なり」 「懐かしや湯島天神境内に金太郎飴売る出店のありて」 「学問の神様とは言え<合格甘酒>はちょっとやりすぎ […]
2003年11月15日 / 最終更新日時 : 2003年11月15日 gotohman 旅行(ドライブ)詠 今日の歌 金毘羅参り: 「雨霧らふ金毘羅宮の門前町 匠の彫りし木仏売らる」 「名工は木に宿り在(ま)すみ仏を鑿にて顕現させまゐらすのみ」
2003年11月11日 / 最終更新日時 : 2003年11月11日 gotohman 生活詠 今日の歌 「静寂の公園妻と散策す苦苦苦苦と鳴く山鳩いづこ」 (高松・栗林公園) ------------------ 「見の限り稲穂ことごとく刈り取られ腹の底より虚しさ突き上ぐ」 「朝より雨雲重くのしかかり山頂の城が見え隠れせる」 […]
2003年11月10日 / 最終更新日時 : 2003年11月10日 gotohman 旅行(ドライブ)詠 高松にて 高松にて: 「権力の所産の栗林公園をいま民衆がそぞろに楽しむ」 「妻と歩む栗林公園 紅葉は未(いま)だしと言へど深秋にしづむ」 「掬月亭に高松藩主の嗜好をば味はふ砂礫の浪など観つつ」 「突堤に赤き灯ともす灯台まで暮れゆく […]
2003年10月31日 / 最終更新日時 : 2003年10月31日 gotohman 旅行(ドライブ)詠 東北旅行詠-7 <東北旅行詠-7:下北半島> 「奥入瀬を午後五時に発ちひたすらに<むつ市>を指して宵のドライブ」 「海岸に沿ひて飛ばせど下北の実感はなし夜のドライブに」 「ひらがなの市名が流行りか〈つくば〉〈むつ〉〈さいたま〉などと増え […]
2003年10月23日 / 最終更新日時 : 2003年10月23日 gotohman 生活詠 東北旅行詠-6 <東北旅行-十和田湖、奥入瀬渓谷> 「田沢湖を見しのちなれば十和田湖はただ広くして水の色わろし」 「向ひ合ふ二人<乙女の像>に寄る妻またよろし三人(みたり)の平和」 「沿ひて歩む奥入瀬渓谷うるほひの緑照り映え瀬の音さやか […]
2003年10月22日 / 最終更新日時 : 2003年10月22日 gotohman 旅行(ドライブ)詠 東北旅行詠-5 <東北旅行-盛岡> 「霞みつつなほ岩手山の稜線が北上川の果に浮かべる」 「啄木が新婚生活営みし借り間も観光スポット 盛岡」 「盛岡はイーハトーブ通りなど宮沢賢治の面影を活かす」 「わが妻を夕顔瀬橋に立たしめて撮りし岩手山 […]