2003年10月2日 / 最終更新日時 : 2003年10月2日 gotohman 生活詠 今日の歌 今でも依然として火星が痛いほどの強さで輝いています。- 「白雲の薄きを透かし暈(かさ)まとひ火星おぼろに光る恩寵」 「山嶺にしばしどしりと尻を置き七日の月は悠然とあり」 「お隣の奥様ふたり今夜また路上におしゃべり 吾が帰 […]
2003年9月29日 / 最終更新日時 : 2003年9月29日 gotohman 生活詠 今日の四首 「外見ぬまま今日も暮れたりこほろぎの身を絞る声聴かずとも立ち」 「こほろぎの号泣土中を灯すかな怨霊あらば散りて海に去れ」 「宇宙誕生偶然なのか奇蹟かと埒もなきこと脳かけ巡る」 「始まりはありしが終りはなしといふ蓋し<宇宙 […]
2003年9月28日 / 最終更新日時 : 2003年9月28日 gotohman 生活詠 今日の10首 「平らかに稲田拡がりほのぼのと昼の日反(かへ)すことのうれしき」 「稲穂田の区画それぞれ異なれる色にぞ実る逆光浴びて」 「田園に稲穂育てるかぐはしさそれを跨ぎて高速道路」 「風光一変 ここ東海と北陸を結べるハイウェイ竣り […]
2003年9月26日 / 最終更新日時 : 2003年9月26日 gotohman 生活詠 今日の3首 「雨つづき河や池さへ水増して水鳥木陰に雨を避けをり」 「増水の大河の岸を波打ちて北海道の津波思はしむ」 「晴るれば蒼、闇には暗黒、変幻の鏡面球体天文ドーム」
2003年9月25日 / 最終更新日時 : 2003年9月25日 gotohman 旅行(ドライブ)詠 今日の歌 <東北旅行-3> 「夕闇に煙霧しまける金色堂内ら明かるく望みを蔵す」 「ひたひたと背後に迫る霊気あり藤原三代闇の中尊寺」 「真摯なる賢治童話の難解さ羅須地人協会なる名もしかり」 「不慣れなる農事に励み身を削り名のみ残して […]
2003年9月23日 / 最終更新日時 : 2003年9月23日 gotohman 生活詠 今日の歌 「まだらなる紫雲の隙(ひま)にご苦労にもポツリと火星が今夜も光る」 「六十路(むそぢ)前に老いを詠ひし師なりけり晩年に青春を生きむとも詠まる」 「百歳まで生きむと告(の)らしし短歌(うた)の師の臨終(いまは)の無念はわが […]
2003年9月21日 / 最終更新日時 : 2003年9月21日 gotohman 生活詠 今日の歌 「60を過ぎても老いを感ぜぬは異常と言ふのか。地球45億歳」 「連れ立ちて路地裏沿ひに歩めるに家それぞれが花花を愛す」 「アラファトを屠るとわめくイスラエル 生命(いのち)の軽さ中東に極まる」 「拉致といふ認識外の災難の […]
2003年9月1日 / 最終更新日時 : 2003年9月1日 gotohman 生活詠 クラス会の歌 小学校6年生のクラス会に参加。恩師にも来て頂いた。 「小6のクラス会にて旧友ら老若の差のある顔ならぶ」 「小6の文集ありて意外にも確たる味の文におどろく」 「小6の自分の文に発見す思考のパターンは今でも同じ」 「小6の文 […]
2003年8月28日 / 最終更新日時 : 2003年8月28日 gotohman 社会詠 今日の歌 「一国の暴君たりし痴れ者を賞金賭けて捜すはバカだろ」 「世の中が如何にいびつで捩れてても賞金首だけは真っ平ゴメン」 --------- 「闇黒の池より鈍き悲鳴あがり飛び上がりしは鵺(ぬえ)かお化けか」
2003年8月27日 / 最終更新日時 : 2003年8月27日 gotohman 生活詠 今日の歌 「狭き部屋の二重の書棚にぎっしりと本、書類など無粋に並ぶ」 「ある時は越えねばならぬ境界線たれにも在らむ 線路を跨ぐ」 「脳の機序単純なりと説く論あり異議あれどむなし論といふもの」