2004月11月16日

チャイコフスキー第六が鳴る車中にて半ばまどろみ中有(ちゅうう)を恋ひぬ

襲ひ来る雲押し分けてほとばしる太陽光が地上を舐めゆく

騒音の中に目つむり黙すれば無窮の彼方に人の笑ひ声

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