2008年9月16日 / 最終更新日時 : 2008年9月16日 yukokyousitu 止めについて 一首ごとに、一首全体として判断する しらかばにはなみずきにたんぽぽは美しく咲く銀行の名前 (随真筆) としらかばにはなみずきまたたんぽぽが美しく咲く銀行の名に(添削歌)ですが 「また」と使用するのは「に」を2回使用してはいけないという意味だと思いますが、「 […]
2006年10月10日 / 最終更新日時 : 2006年10月10日 yukokyousitu 止めについて 重複させないようにして空いた1句分 「食卓に加熱二分とメモのあり昼の一餉と妻は書きゐし」(比叡) 退職後お互いに入れ違いの事があります。帰宅後妻は不在で簡単な電子レンジの用意がしてありました。結句のゐしですが、ゐきか、ゐつか迷います。また3句と結句がダブっ […]
2006年8月5日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 止めについて 最後が開いた表現なので途中で一度閉める 「繁繁と鳴く蝉の声夕暮れの河原の道は仄明かりして」(アン) 夕焼けの空が美しかったのですがそれはもう歌い尽くされている気がして。 初句「繁繁と」は「しげしげと」と読むのでしょうか?「鳴く」と言われれば「声」は不要では?最 […]
2006年7月24日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 止めについて 名詞止めに注意 コンクールに出す短歌が選べず、また質にも疑問があるので、添削もしくは応募作品三首を選んで頂きたいのですが、よろしいでしょうか? 片恋の白く流れる幻はヴァニラコークに香る南風 紙飛行機を空に重ねた白昼夢 翼に映る横顔の君 […]
2006年7月9日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 止めについて 安易に流れないように 「花も無く一面緑の寺庭に水琴窟の音だけ響く」(紗柚2006/07/09) 最近時間を見つけてよく京都のお寺めぐりをします。京都生まれなのにあまりにも行ったことのないところが多く自分でもあきれています。主に季節の花を見るの […]
2006年7月1日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 止めについて 余韻を持たせる 「待ち遠し梅雨明け十日の好天気週間予報にその兆し無し」 (クマ親父 2006/07/13) なかなか梅雨が明けません、登山者の間では梅雨明け十日といって一年で天候が安定している時期で夏山登山に最適だといわれています、私も […]
2002年11月18日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 止めについて 名詞止め 「たたなわる山の落ち合うひとところ長く留まる晩秋の霧」 (葉月さん2002年11月18日) 山岳部では、気圧の関係でこうした情景が時々見られますね。歌として、ほとんどいいですね。 添削: 「畳(たたな)はり落ち合ふ山の窪 […]
2002年10月11日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 止めについて 中途半端になる 「打ち寄する波のうねりに鴎二羽身を任せつつ光り輝く」(白嶺さん2002年10月11日) 結句の連用形止めのことですが、元歌のままでは余韻というより中途半端な感じがします。 「打ち寄する波のうねりに鴎二羽身を任せをり光り輝 […]
2002年7月14日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 止めについて 用言止めは動きが続く 気丈夫に居酒屋(みせ)を守りし女将(おかみ)なれど 肺炎病みて寂しき言葉 (迷倫さん2002年) いつも快活な女主人ですが、肺炎を患らったとたん意外に弱音を吐きました。 終句は「言葉寂しき」の方が流 […]
2002年6月10日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 止めについて 尻切れトンボ? 「緑茂る公園のほぼ真中に居る鳩を追い子らと共に」 (沙子さん2002年6月10日) 鳩はすっかり人に慣れていて、人が近づいても平気ですね。神社や公園の鳩は特にそのようです。日本では平和のシンボルとして大事にされますからね […]