「芯はづれし台風なれどドドドーと又三郎を真似して騒ぐ」（梧桐）

（梧桐）：

「違憲のほか安保法案は何よりも国の未来を暗黒にする」

「考へよ米軍の指揮下に躍らさるる自衛隊員のあはれな姿を」

「自衛隊の海外軍事行動は平和日本とふイメージを砕く」

「自衛隊の海外軍事行動は日本本土さへ戦場と化さん」


「ＩＳに共鳴の若者ら米国内に止め処なく出できて当局お手上げ」

「ＩＳの成因作りしアメリカは対テロに躍起、日本を巻き込むな」

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「赫赫と西空は燃ゆ安保法案強行採決に天心震はせて」

「公共放送と言ふ条 今の政権におもねるＮＨＫはその名に価せず」

「安保法案採決の報にアメリカより歓迎の声が直ぐ届き唖然」

（梧桐）：

「次々に咲きては朽ちゆく花花の甘き残像が心に去来す」

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「安保法制は違憲で廃案の声あがる。国民のあらゆる分野・層より」

「国民のあらゆる分野・層が叫ぶ「反対！」を黙殺か　失せよ独裁」

（梧桐）：

「淡々と過ぎゆく日々のその陰にて時の歯車の逆転謀らる」


「みんなみんな自分と同じ人間と気付けば世界は平和になるさ」（新仮名）

「降り続く雨を避けてか軒下に雀ら集ひじゃれ合ひてをり」（梧桐）


「これほどに反対意見のわき起こる安保法案を通すつもりか」（梧桐）

「これほどの悲劇が日常茶飯事とは。拉致されし少女ら爆弾抱かさる」（梧桐）

「アメリカのテロ戦争に加担するか。テロの標的になるも厭はず」（梧桐）

万葉集：
「ゆゑありや＜人麿歌集＞の歌いづれも仮名数極端に少なきことに」（梧桐）
古事記伝：
「知の巨人のかの宣長にしてあまりにも奇妙かつ単純な宇宙観もちゐき」（梧桐）

「「虎の威を借りれば安全」は誤りで相手には脅威、軍備に走る」（梧桐）

「間を措きて雨だれ聞こゆる夜の更けは湿度百パーセントと肌が訴ふ」（梧桐）


「ゆゑありてフィリッピンに起こる市民デモ、米軍出て行けと女性ら勇まし」（梧桐）

「縦に伸ぶる細枝につがひの雀二羽風に大きく揺られ楽しむ」（梧桐）


「安保法案に法曹界・学者らおほぜいが反対すれどメデイアはほぼ無視」（梧桐）

「大池に鮮やかに映る家並が瞬時に消えゆく風立つらしも」（梧桐）


「絶え間なく事件が起こり最重要安保法制審議も模糊たり」（梧桐）

「朝告ぐるは鶏ならで雀らがいまだ暗きに集団合唱」（梧桐）

「小鳥さへ命愛しみ生きゐるに他人巻き込み自殺するとは」（梧桐）

「国旗掲揚国歌斉唱を半強要　かやうに今の政治は浅し」（梧桐）

「草原に遊ぶ飛燕らを撮らんとしデジカメに追へど叶ふわけなく」（梧桐）

「合歓の木の櫛状の花と思ひゐしは長き雄蘂の並列なりき」（梧桐）

「深まりし狭庭の緑をゆるがして青嵐巻き梅雨もたけなわ」（梧桐）

投稿者：あおぎり
「老子の言ふ“無”は“有”にして全てを生む　最新物理の“真空”そのもの」（梧桐）

（梧桐）：

「安倍政権はだうして騒ぐかいつものごと南沙諸島は静かに暮れゆく」

「俄に湧く中国脅威論はでっち上げ　安保法制を通さんがための」

「膝元の香港・台湾さへままならぬ中国が脅威とは笑へてしまふ」

「13億人56民族の中国は汚職や格差とふ難題によろめく」

「彼我のどちらが脅威を受けゐるか　アメリカに軍事的包囲網を敷かるる中国」

「急速なる発展おそれ先手うち中国潰さんと覇権国アメリカは」

「時に思ふ仏教哲学はいかほどに深遠なるか刹那滅論も」（梧桐）

「不特定の多くの場所に木札立ち『世界人類の平和を祈る』と」

投稿者：あおぎり
「優れたる思想家多数が輩出す。地獄の中国・戦国時代に」（梧桐）