銃乱射事件
- 2012.07.22
ああまたか!乱射事件を聞くたびに病めるアメリカを憂ひ恐るる 合法的入手の銃にて大勢を死傷させる事件米国に多し
ああまたか!乱射事件を聞くたびに病めるアメリカを憂ひ恐るる 合法的入手の銃にて大勢を死傷させる事件米国に多し
教へらるることなく人らは連綿と子をなし孫なし遺伝子つなぐ 知らぬ間に孫の増えきし不思議さと安堵のうちに押し出されゆく
大小の小鳥の群が波打ちて夕べ駅前の樹木へ集結す 椋鳥(むく)と雀、入り交じりつつ次々と群なし集まる駅前の木に さながらに雷鳴ひびく夕刻の駅前の木に小鳥ら騒ぎて
太ももまで剥き出しにして闊歩する女(ひと)羨ましき暑さなりけり かくほどに武器が蔓延、凶悪化し人類の未来は絶望あるのみ 身に違和を持ちしまま東北へ傾聴のボランティへ行きし妻が気になる
耐へ難きは襲へる真夏の暑さより体が汗にねばねばなること
真夜ながら西に浮く雲ほんのりとくれなゐ帯ぶるは凶事の兆し TPP、武器輸出緩和、集団的自衛権など右傾化迅し 落魄の世界経済にちらつくは「軍事力こそ正義」の鎌首
今日もまた新エネルギー談義が喧(かまびす)し。核融合炉は忘れ去られて
いづくよりいづくへ夜空を飛びゆくや白鷺数羽が街の灯に映えて
コロンブスを敬し鄭和(ていわ)には触れざりし世界史の授業は公平なりしや 数十年コロンブスに先立ち幾たびも大航海せし鄭和(ていわ)の偉大さ 明代(みんだい)に鄭和(ていわ)は交易を目的に七度に亘り大航海す 西欧は植民・侵略を目的に大航海しぬ コロンブスもまた
本町の這入りに「ちかんに注意」との看板が立つ繁華の影なく