靴を履く
- 2023.01.26
靴を「履く」と言ひ慣れきたれど「履歴書」の「履」を使ふこと違和感なきや
梧桐学が日々詠んだ歌の収納庫です。
靴を「履く」と言ひ慣れきたれど「履歴書」の「履」を使ふこと違和感なきや
「學ぶ鳥」が「鷽(うそ)」とはいかに言葉には紛らはしきものあるものなれど
「斬る」は「kill」(キル)なり偶然の音(おん)の一致のおそろしくもある
「泌み出す」と「沁み込む」の漢字の使い分け。これも日本語の難しさの一つ
「自動車がタイヤを履く」とディーラー言ふ人が靴など履くのを真似てか
歴史的仮名遣ひの効果あきらかなり例へば子規の「鶏頭・・」の句に 注:「鶏頭の十四五本もありぬべし」(子規)→新仮名なら「鶏頭が十四五本ほどあったはず」で、何だかつまらない散文になってしまう。
「破る」と言ひ「破れる」とは言はず「敗れる」と。そは「敗れる」と言ひ「敗る」と言はぬに準ず
「独擅場(どくせんじょう)」を「独壇場(どくだんじょう)」と言い慣れてつい最近まで気付かなかった
「正す」「質す」「糾す」いずれも「ただす」で意味違う中国人でも「日本語は難しい」と
「たいと」とか「びゃんびゃん麺」とか想像もつかない超超難漢字があるよ