歴史的仮名遣ひ(旧仮名)
- 2022.12.19
歴史的仮名遣ひの効果あきらかなり例へば子規の「鶏頭・・」の句に 注:「鶏頭の十四五本もありぬべし」(子規)→新仮名なら「鶏頭が十四五本ほどあったはず」で、何だかつまらない散文になってしまう。
梧桐学が日々詠んだ歌の収納庫です。
歴史的仮名遣ひの効果あきらかなり例へば子規の「鶏頭・・」の句に 注:「鶏頭の十四五本もありぬべし」(子規)→新仮名なら「鶏頭が十四五本ほどあったはず」で、何だかつまらない散文になってしまう。
旧仮名の効果は例へば子規の俳句「鶏頭の・・」に顕著、新仮名に比して 参考:子規:「鶏頭の十四、五本もありぬべし」(旧仮名) vs 「鶏頭が十四、五本くらいあったなぁ」(新仮名))
むなしいと知りつつ策なく国々は北朝鮮に制裁増しゆく 制裁や威しが限度をもし超えたら北朝鮮は国ごと自爆テロしよう (旧仮名): 潰す口実得んとや暴発を誘ふがに北朝鮮への原油禁輸を言ふ
いみじくも作家は言った<悪>なしで小説や劇画は書けっこないと (口語新仮名) ——————————— 政権は与党の私物と化したるか首相の椅子さへかるがると弄(いぢ)る (旧仮名)
心停止のあともしばらく伸ぶることなど思ひつつ爪を剪るなり (旧仮名) 一生で人はなんかい切るのだろうなど考えつつ爪をきりゆく (新仮名)
(新仮名)2月29日:- 「ああ2月君さえももう去り行くか人の心に<惨>を残して」 (旧假名)汚れし地球よ:- 「穏やかさ過多でも不安 雲散りてのぞく青空地球を映す」
(新仮名) 「風にのり細かい雪が降りしきるあとからあとから無蓋の天より」 (以下旧仮名) 「暗き闇あくまで深くその果より湧き止まぬ雪は天の泪か」 「積もる雪たちまち凍り舗道には見の限り車が連なり歩く」 「文明の先端なのに雪降れば自動車人よりそろそろ動く」 「ビスマルク、大和など古き巨大艦回顧する番組いときな臭し」