2002年3月22日 / 最終更新日時 : 2002年3月22日 gotohman 自然詠 今日の三首 「あはあはと飛騨の山波かすめるは黄砂現象か 大陸近し」 「旋風がアジア大陸の黄土をば捲き上げひたに押す日本(にっぽん)へ」 「暖冬に野草ら狂ひしのみならず上野の桜はや満開とぞ」
2002年3月21日 / 最終更新日時 : 2002年3月21日 gotohman 自然詠 今日の二首 「春彼岸くもりてかすむ街の上さかんに小鳥ら離合集散す」 「つね通ふ桜並木の入りぎはにニ輪開花し魂(たま)灯(とも)すなり」
2002年3月19日 / 最終更新日時 : 2002年3月19日 gotohman 生活詠 今日の二首 「多忙とは自ら創るものにして御(ぎょ)せざる頭は春の霞さ」 「タンポポも菜の花、土筆も生き急ぎ河縁(かわべり)占める早春賛歌」
2002年3月17日 / 最終更新日時 : 2002年3月17日 gotohman 自然詠 今日の三首 東京出張の途路に・・・往路、復路とも、薄曇りの中にあわあわとした富士の雪嶺を見ることができました。富士山は見るたびに新しい姿となって現れます。歌に詠み飽きない理由です。 往路:「背後(そがひ)また此方(こなた)の雲にはさ […]
2002年3月13日 / 最終更新日時 : 2002年3月13日 gotohman 生活詠 今日の三首 「迷ひなく真上に伸びてはだか木のメタセコイアら青空およぐ」 「紺青の夜空に並び枝張れるメタセコイアら灯を受け浮遊す」 「鏡面の天文ドームが底(そこひ)なき闇を映して黒々と立つ」
2002年3月12日 / 最終更新日時 : 2002年3月12日 gotohman 生活詠 今日の三首 「暖春に後頭部より襲われる。蒟蒻(こんにゃく)による打撃の感じ」 「街を貫(ぬ)く川の小流れ濁れるに鴨、白鷺らなほも寄りくる」 「人としてつひに知り得ぬこと多く、彼言ふ『たとえば<女体の神秘>』」
2002年3月11日 / 最終更新日時 : 2002年3月11日 gotohman 社会詠 「同時多発テロなどといふ流行語?-半年過ぎて消えしあれこれ」 「同じ穴の狢どうしが国会で接待ありなし言ひ合ふ茶番よ」 「<目には目を、歯には歯を>とは斯くならんパレスチナ対イスラエルのこと」 「<出所進退は政治家本人が決 […]
2002年3月9日 / 最終更新日時 : 2002年3月9日 gotohman 生活詠 今日の三首 「忙中を川土手に出てご婦人の取り残し置く土筆に慰む」 「蓬ならよもぎ饅頭なつかしく返す葉裏の白さ陽に輝る」 「蓬また土筆はぐくむ川土手にすみれも雑草の間(あひ)に点々」
2002年3月7日 / 最終更新日時 : 2002年3月7日 gotohman 生活詠 今日の三首 「コーヒーの灰汁(あく)つくカップを磨きあげ底見れば宇宙の果なる白さ」 「おのずから湧く意思あれば厚らなる雲突き抜けて宇宙線ふる」 「高校生、二十、三十、四十代、五十、六十、七十代の歌」
2002年3月6日 / 最終更新日時 : 2002年3月6日 gotohman 生活詠 今日の五首 「啓蟄と人名付けしは勝手にて己(おのれ)とふ殻に今しばし寝む」 「アフガンいやパレスチナさらに遙かにて刻々の情報現実感なし」 「アフガンやパレスチナでの殺戮は情報といふ霞に化けて」 「タンポポはダンデライオン、ライオンの […]