2002年9月4日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 語韻 余韻 語韻 余韻 について 「故郷へ心のとげを抜きに行く幼ら連れし昔もありぬ」 (槿花さん2002年9月4日) 心情が乗って、いい歌になっています。「故郷へ心のとげを抜きに行く」なんて、なかなか出来る表現ではありません。これは現在形ですが、今でも、 […]
2002年4月29日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 語韻 余韻 語韻 余韻 について 「うす青の空を見つめる静かさに花と散りゆく春物語」 (きょうこさん2002年4月29日) 美しい言葉の斡旋ですね。まさに短歌、という感じがします。語感もいいですし。「うす青」としたのは、春霞を意識したのでしょうね。また、 […]
2002年3月29日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 語韻 余韻 語韻 余韻 について 「儚きは花のみにあらず ひとひらをうかべて恋し夫婦湯のみに」(桐子さん2002年3月29日) しんみりとした、いい歌ですね。「湯呑」だけではなく、そこに一片の花弁を浮べるなんて、心憎いですよ。それに前半が共鳴して、すばら […]
2002年3月23日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 語韻 余韻 語韻 余韻 について 「想い出の義母の遺せし桜花たまゆら揺れて花の散る迄」 (夢子さん2002年3月23日) 義母さんと何年一緒に生活されたのですかね。 義母さん手植えの桜ですか。どの程度成長しているのでしょう。 吾が職場の裏手に20年前に若 […]
2001年12月6日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 語韻 余韻 語韻 余韻 について 「ほの暗き城門くぐり大銀杏耀く道を武道館に着きぬ」 (幸乃さん2001年12月6日) いいですねー。「ほの暗き城門」という重い出だしが、「武道館」の暗く重みある語感に呼応しています。その中間が陽光あふれる道で、すっかり黄 […]
2001年10月28日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 語韻 余韻 語韻 余韻 について 「ぐっしょりと重たいものを持つ夢に目覚めて外に雨音を聞く」 (幸乃さん2001年10月28日) 初ニ句「ぐっしょりと重たいものを・・・」はどうですかね。「ぐっしょりと」濡れて重たい、なら解りますが。結句、「聞こゆ」なら添 […]
2001年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 語韻 余韻 語韻 余韻 について 「今日もまたこの一日を掬い取る言葉なきまま眠りに落ちる」 (酔狂さん2001年7月17日) 作歌する者が時として味わう悩みを味わっておられて、よく理解できます。 最後を言いきるかどうかは、内容次第ですね。言いきって十分余 […]
2001年7月14日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 語韻 余韻 語韻 余韻 について 短歌には定型詩としての言葉の美しさ、リズム感が必要?そして人にいろいろな意味での感動を与える内容を盛り込む?・・・・そういう手だけとして語韻とか余韻とかいうものがあるようですがそれっていったいどんなことですか? 「飢餓ゆ […]