2008年10月7日 / 最終更新日時 : 2008年10月7日 yukokyousitu 4.推敲によって育て上げる 語順を変える 「柔らかき若葉のかげり溢れおる上宮に立てば我が身とけゆく」(がんこきよ)数年前に写真を始めたころ、新緑の季節にカメラを持って、近郊の山に登り地元の神社の上宮に着いたとき、余りにも新緑が綺麗でその中に吸われていく様に感じま […]
2007年5月6日 / 最終更新日時 : 2007年5月6日 yukokyousitu 4.推敲によって育て上げる 語順 「羊水に眠れるやうにヴェネツィアの埠頭のよひに波音を聴く」(むぎぶどう) 昨日の先生の推敲歌を素晴らしいと思いましたので、もう一首詠んでみました。過去の体験をベースにしてはおりますが、想像をふくらませた部分もございます。日が暮れてしばらくの時間帯、雄大でありながらも人を包み込むような運河のイメージを…
2007年2月20日 / 最終更新日時 : 2007年2月20日 yukokyousitu 5.文法などについて 語順を変えてすっきりさせる 「梵焼の煙立ちゐる立木寺に来し方謝しつつ護符を焼べる」 初詣でに去年のお札を納めに行きました。その時にお札を寺庭のおいて 感謝を込めて燃やしました。立木寺は厄避けの観音寺です。 宜しくお願いします。 「初詣でに去年のお札 […]
2007年1月21日 / 最終更新日時 : 2007年1月21日 yukokyousitu 感動していることに照準を当てて語順を考える 言葉の順序 「夕映えの空をそびらに黒々と裸木の梢は繊細なりし」(アン) 細やかな枝が夕焼け空に浮き立って美しいなあと思います。 これは午後ウオーキングしているとよく見掛ける風景ですね。「黒々と」と「繊細」という写生が離れているのが気 […]
2002年12月12日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 感動していることに照準を当てて語順を考える 推敲の仕方 「隣家より届けられたるブロッコリーは緑(あお)鮮やかに茹であがりたり」 (すみえさん2001年12月12日) 前三句がいま一つですが、後ニ句はいいですね。「茹であがりたり」と言い切って、感動を伝えることに成功しています。 […]
2001年7月31日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 感動していることに照準を当てて語順を考える 推敲の仕方 「涼やかに語る尼僧の影ゆれて み堂に漏れ来る光 幾すじ」 (かすみさん2001年7月31日) またまたいい視点ですね。これは前後を逆にした方がいいでしょう。 添削 「光・風 み堂に差しきて涼やかに語る尼僧の影ゆれにけり」 […]
2001年7月21日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 感動していることに照準を当てて語順を考える 推敲の仕方 「池の面に淡きピンクの蓮の花ポンと音たて開く花びら」 (栗太朗さん2001年7月21日) 毎日30度を遥かに超える猛暑が続いています、半ズボンとランニングシャツで頑張つています、こんなとき私の近くに蓮池が有りそこで蓮の […]