推敲の仕方
- 2001.07.31
- 感動していることに照準を当てて語順を考える
「涼やかに語る尼僧の影ゆれて み堂に漏れ来る光 幾すじ」 (かすみさん2001年7月31日)
またまたいい視点ですね。これは前後を逆にした方がいいでしょう。
添削
「光・風 み堂に差しきて涼やかに語る尼僧の影ゆれにけり」 (かすみ)
風を入れることで影の揺れが理解され、前後を入れかえることで尼の影が絞られてきました。尼の影と、光の射し具合の二つを主張したのが無理でした。 ありがとうございました。
梧桐学が短歌添削時に記した中からの抜粋です。
「涼やかに語る尼僧の影ゆれて み堂に漏れ来る光 幾すじ」 (かすみさん2001年7月31日)
またまたいい視点ですね。これは前後を逆にした方がいいでしょう。
添削
「光・風 み堂に差しきて涼やかに語る尼僧の影ゆれにけり」 (かすみ)
風を入れることで影の揺れが理解され、前後を入れかえることで尼の影が絞られてきました。尼の影と、光の射し具合の二つを主張したのが無理でした。 ありがとうございました。