2001年9月17日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 漢字とひらがなの使い分け 表意文字としての漢字の特性 「やはらかきひかりさしこめる窓辺にて検水管を透かしつつ見る」(幸乃さん2001年9月17日) 「検水管」はあまり一般には使わない語ですね。水を使う装置などで、水量や水の状態を目で見て検査・調査するために付けられた透明なガ […]
2001年8月13日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 様々な手法で 推敲について 夕ぐれて夏虫に混ざりこうろぎのひそかに鳴きて我秋を知る (桐子さん2001年8月13日) やはり何がしかの古色が感じられますね。特に結句かな。 添削・改作(梧桐): 「この夕べ夏の虫鳴き蟋蟀も唱和するかな もう秋なんだ」 […]
2001年8月5日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 漢字とひらがなの使い分け 固さ柔らかさ 炎天や他に音なき蝉時雨人目も草も静まり返りて(桐子さん2001年8月5日) 「他に」は、一読で「たに」と読まれないように、「ほかに」とひらがなが良いですね。また「人目も・・静まりかえりて」はちょっと変です。人目を気にする […]
2001年7月24日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 言い慣れた言葉ではなく工夫して 推敲の仕方 夏になると小さなクチナシの木は丸坊主になります。見れば揚羽の幼虫が元気よく葉っぱを食べています。あげはちょうをみると心が和みます。 「ひらひらと クチナシの木に 舞うあげは ふるさとの香を 探しあてしか 」 (あゆ子さん […]
2001年7月13日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 批判的に見直す 推敲について 「拍手受けご褒美もらうセイウチの甘えし顔もまた花を添え」 (桐子さん2001年7月13日) ご褒美を貰うのなら、甘えるよりも喜ぶのでは?このご褒美は餌の魚かなんかですね。また、このセイウチは美人か美少女セイウチですかね。 […]
2001年7月9日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 起伏をつける 推敲の仕方 「風鈴の音と夜風の流れ込む月の光もほの白く見ゆ」 (桐子さんお母様2001年7月9日) 誠に静かな心境ですね。ただ、起承転結のない、事象の平坦な羅列になっています。もう少し起伏をつけましょう。風鈴は「音;おと」より「音; […]