2013年3月8日 / 最終更新日時 : 2022年2月22日 gotohman 生活詠 けもの けものらは過去や未来の認識なく今のみに生く ゆゑに悩まず 日本書紀: 150歳や背丈3mの天皇が出でくる古書を信じてよいのか
2013年3月6日 / 最終更新日時 : 2022年2月20日 gotohman 生活詠 <時>といふ魔 出でて見る東方の果のビルの上に朝日子昇りこなたを照らす 真冬日に赤々とビルを染めてゐし朝日は位置変へ今は黄に照る よく晴れし春の初旬の林には憂ひを蹴散らし野鳥ら飛び交ふ 餌漁るほか仕事なき動物ら結局食ふことが生(せい)の […]
2013年3月3日 / 最終更新日時 : 2022年2月20日 gotohman 生活詠 憂愁 エネルギー不安を憂へて燃えたぎる地球の芯部を掴み出す夢 乱に向かふ政治の動きの哀しさに雀ら寄り来てチチと鳴くなり ただ一つの単細胞の生(あ)れしより三十八億年後人類栄ゆ 不二(ふじ)とふは富士山ならで物事(ものごと)の二 […]
2013年3月2日 / 最終更新日時 : 2022年2月20日 gotohman 生活詠 春の風 三月に入りてめつきり春となり干し物なびかせ強風つづく 飛来する微粒子および放射性元素ら巻き込み春の風吹く 苛立てどシステム不調を脱し得ず こんな時には早く寝るべし
2013年2月28日 / 最終更新日時 : 2022年2月16日 gotohman 生活詠 山茶花 世を圧する染井吉野は交配種ですべてクローンゆゑ単寿命とぞ 本来の実生の桜の寿命とは千年を超ゆる 自然の力で 曇天や雨天に気分の重きこと気象病にて自然の業(わざ)なり 裏の戸を開くれば目に入るあざやかな赤の山茶花なほ盛んな […]
2013年2月26日 / 最終更新日時 : 2022年2月16日 gotohman 生活詠 地名 神の戸と書いて「こうべ」や「ごうど」また「かんべ」とも読んで地名は難儀だ (口語新仮名) 芥見(あくたみ)や大洞(おおぼら)あるいは尻毛(しっけ)など岐阜市の地名は滑稽で愉快 (新仮名
2013年2月24日 / 最終更新日時 : 2022年2月16日 gotohman 生活詠 足跡ならぶ ものの怪(け)らつぶやき合ふや天井に雨滴の音がいろいろ鳴りて うつすらと歩道を被ふ雪の上に人と犬との足跡ならぶ アベノミクス?: 思ひをりヒットラー台頭も大戦後の疲弊経済立て直しの功より (大戦:第一次世界大戦)
2013年2月23日 / 最終更新日時 : 2022年2月16日 gotohman 社会詠 権威と権力 かに星雲の超新星爆発記ししは日・中の古書のみ西欧には無し わが国の政治の知恵と言ふべきや権威と権力を分けて来しこと
2013年2月20日 / 最終更新日時 : 2022年2月20日 gotohman 生活詠 Gゼロ論 生まるるも滅するも超えてたゆたへる宇宙は即ちわが裡に在る -------- しばしして焼却炉より出で来しはまごうかたなくわが視る物のみ -------- このところアメリカに興るGゼロ論、世界は多極化へなだれ始める -- […]