家前の花水木は冬木のままなれど遠目にはうつすらとさ緑帯び来
羞じらひの花と言はむかクリスマス・ローズはいづれも下向き咲けり
川沿ひの桜並木も開花近し‘胴咲き’とやらもしつかりと観む
楚楚とせる姿がとても気に入れる紫紺野牡丹が民家の窓に
ネモフィラの和名は瑠璃唐草と聞きて親しささらに深まる
葉が緑ゆゑに緑の花はなし と思ひゐしに或る本に緑の菊花が
華やかな春の桜も生ひ茂る青葉の桜もさくらはさくら
ヒルサキツキミソウとその名は品あり雅(みやび)なれど身辺にあふれ花期も長いね
白百合は茎曲げ下を向きて咲く。花の重さをしかと示して
常緑樹の脇に紅梅が花盛り民家の庭からはみ出すやうに