2005年8月30日

吾子二人いち早く吾より去りゆきぬ父・子の絆の薄さ示して

汗匂ふ童が膝に来て愛し息子らを斯く抱きしことなく

子供らはスキンシップを求むるに息子ら胸に抱きし記憶なし

孫抱きて息子らしきりに想はるる雷雨来たりて闇駆け巡る

ハイビスカスぽかりぱかりと咲かせたる大衆食堂の這入り親しも

生活詠

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