2004年9月23日 / 最終更新日時 : 2004年9月23日 gotohman 生活詠 今日の2首 気を裂きて落雷ありぬ強烈なるその衝撃に内臓をどる 想ひ出に浸ることなく気忙(きぜは)しきままに一生(ひとよ)を終へ得(う)れば幸
2004年9月12日 / 最終更新日時 : 2004年9月12日 gotohman 生活詠 今日の2首 暗き田の彼方にばうと浮かぶ灯はわが少年の日の忘れ物 歩みきて場末の民家の塀に垂るる凌霄花(のうぜんかづら)の衰へ著(しる)し
2004年9月11日 / 最終更新日時 : 2004年9月11日 gotohman 生活詠 今日の4首 つづまりは男と女 そを超えぬ生(せい)の形がふと切なかり さまざまに励み来て今これしきの旅程に佇む 忸怩たらむや ーーーーーー ほの暗き路地裏あゆみこほろぎの繁き音(ね)撮らんとシャッターをきる 闇に向き気ままに構へて撮 […]
2004年7月29日 / 最終更新日時 : 2004年7月29日 gotohman 生活詠 今日の4首 真昼から夜半(やはん)にかけて蝉の声ここだひびけり生命(いのち)きらめく 死といふは特殊にあらず天地(あめつち)に生の数だけ散らばれるもの 無常とは無情にあらず生と死の変転あやつる仏の情なり イラクでは今でもむざむざ死ん […]
2004年3月19日 / 最終更新日時 : 2004年3月19日 gotohman 生活詠 昨日の一首 「己とは現象なりと自覚せし宮沢賢治にわれ感応す」 (付け足しの独り言ですが・・・。食べ考え眠り働き物を書く自分というものも、その行動も、自然現象の一つだという自覚。頭での理解ではなく心底そう覚ったが故に、賢治はあらゆる動 […]
2004年3月6日 / 最終更新日時 : 2004年3月6日 gotohman 生活詠 今日の二首 「朦朧と湯に浸かりつつ感じをり わがユートピアは意外に近い」 「朧月といふには薄き雲透きてをを満月が下天に微笑む」 (一首目で「わがユートピアは意外に近い」は口語体ですが、ほとんど呟きということで、あえてそうしました。こ […]
2003年8月27日 / 最終更新日時 : 2003年8月27日 gotohman 生活詠 今日の歌 「狭き部屋の二重の書棚にぎっしりと本、書類など無粋に並ぶ」 「ある時は越えねばならぬ境界線たれにも在らむ 線路を跨ぐ」 「脳の機序単純なりと説く論あり異議あれどむなし論といふもの」
2003年7月30日 / 最終更新日時 : 2003年7月30日 gotohman 生活詠 今日の歌 「梅雨の雲抉(こ)じ開けのぞく夕空の紺の深みに金魚泳げり」 これは心象風景というもので、自分の心の中だけでしょうが、たしかに金魚の泳ぐのが見えたのです。文字通りの金魚、つまり金色の魚が泳いでいました。久し振りに見る紺青深 […]
2003年7月13日 / 最終更新日時 : 2003年7月13日 gotohman 生活詠 今日の歌 「躍る雨幾重にも見え風激し心静かに物思ふ午後」 「生きて死ぬ死ねば見えざる身のあはれ孔子釈尊キリストの闇」 「雨しまく宇宙の果に何かある。観むと五体を錐となしつつ」 「ニーチェ言ふ『神は死んだ』と。その前に人の世界が潰え […]