2004年1月15日 / 最終更新日時 : 2004年1月15日 gotohman 生活詠 今日の歌など 「朝戸出にあふぐ真青な中天に完全無欠の半月貼付く」 「上方から日本刀にてたち割りし月の左半が朝空に残る」 「白き円カミソリをもて真二つに切りし一半 今朝の月かな」 口語新仮名: 「青なのに行かない前車へクラクション。ぎく […]
2003年12月28日 / 最終更新日時 : 2003年12月28日 gotohman 生活詠 今日の五首 「前を鎖(さ)す自動扉の開(あ)かざるはビルに拒絶の意思あるごとし」 「湯浴みしてお茶煎れ呉るる何げなき所作にも妻のリズムあるなり」 「今年また非業に死にし人幾たり望まず生まれし人は幾たり」 「良識が束になりても裁き得ぬ […]
2003年12月13日 / 最終更新日時 : 2003年12月13日 gotohman 生活詠 今日の歌 「中庭の園通りきて雑念にまとはりつきぬ山茶花の赤」 「幅広き虹の断片ゆらゆらと養老山系あたりより出づ」 「アクセス数50000に達しわが愛車50000キロ超ゆ 関係ないか」 「?(疑問符)がQとоとの象形とは知らず過ぎ来 […]
2003年12月10日 / 最終更新日時 : 2003年12月10日 gotohman 反戦・平和 今日の歌 「初冠雪せしゆゑ乗鞍岳も見ゆ御嶽山(おんたけさん)と伊吹山(いぶき)の中ほど」 「赤々と斜陽が乱立ビル群の狭間つらぬき吾が心(しん)照らす」 「条(すぢ)の雲ほつれゆければ満月の渡る川の瀬聞くと思ひき」 -------- […]
2003年11月13日 / 最終更新日時 : 2003年11月13日 gotohman 生活詠 今日の歌 「満月の日に日に細りゆく迅さ<時>とふ魔物が殺ぎ落とすなり」 「満月を殺ぎ落としゆく超絶の時間が再び満月つくる」
2003年10月10日 / 最終更新日時 : 2003年10月10日 gotohman 生活詠 月に架かる虹 2003-10-10:今日の十五夜の月、薄い雲を通して輝いていましたが、ふと見ると何と月を取り巻いて虹が出来ていました。いわゆる暈とは違い、月を大きく囲む細めの虹で、円弧のまま完全な円には成長することなく、ほつれて消えて […]
2003年9月29日 / 最終更新日時 : 2003年9月29日 gotohman 生活詠 今日の四首 「外見ぬまま今日も暮れたりこほろぎの身を絞る声聴かずとも立ち」 「こほろぎの号泣土中を灯すかな怨霊あらば散りて海に去れ」 「宇宙誕生偶然なのか奇蹟かと埒もなきこと脳かけ巡る」 「始まりはありしが終りはなしといふ蓋し<宇宙 […]
2003年8月24日 / 最終更新日時 : 2003年8月24日 gotohman 生活詠 今日の歌 「直ぐそこまで来ている火星へ未来線宇宙号に乗って行きたい」 「星々にたとへやうなき憧れを抱くは星のかたわれ我ら」 「天球の真洞の闇にあかあかとされど沈沈(ちんちん)たる第四惑星」
2003年5月18日 / 最終更新日時 : 2003年5月18日 gotohman 生活詠 今日の二首 「闇深く雲走るらし朧月さらにおぼろに見え隠れせる」 「正面におきて走れば満月は居並ぶ家屋へつぎつぎと落つ」
2003年1月21日 / 最終更新日時 : 2022年1月21日 gotohman 生活詠 今日の3首 「山を越え出で来る大きな楕円にして哲学的な陰をもつ月」 「地平からはじき出されて歪む月の蔭の部分は心にて観む」 「上辺にやや翳り見せ浮く月を地平に弾ませ悪路を走る」