月に架かる虹

2003-10-10:
今日の十五夜の月、薄い雲を通して輝いていましたが、ふと見ると何と月を取り巻いて虹が出来ていました。いわゆる暈とは違い、月を大きく囲む細めの虹で、円弧のまま完全な円には成長することなく、ほつれて消えていきました。通常の虹とは逆の配色であったことも不思議です。

「満月に細き虹いま架からむとすれども完結せずに消えゆく」

「満月に架かる虹あり細々と逆配色にほのかなりけり」

「玄妙とも神意とも思ふ満月に鮮やかな虹の架かれる観つつ」

「たまゆらの月の虹消ゆはかなくとも嘆くことなく笑ふことなかれ」

旅行(ドライブ)詠

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